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会議名

令和8年3月定例会(第2回)

質問日

令和8年2月25日 (代表質問)

議員名

松ア誠 (自由民主党吉川市議員団)
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通告内容

1.命を守る
2.子どもの笑顔を未来につなぐ
3.「誰もが輝くまちをみんなで創る
4.価値を高め、次世代に継承する
5.その他の主要施策について

質問要旨

1.命を守る
 重点テーマ1つ目、命を守る「下水道事業」について
 まずは、市民の命と暮らしを守る基盤インフラである下水道事業について伺います。
 先般、八潮市で発生した下水道管の破損による道路陥没事故は、インフラの老朽化が市民生活に直結する重大なリスクであることを改めて示しました。下水道は、平時における生活基盤であると同時に、災害時には避難所機能を支える極めて重要なインフラです。
 本市においても、部分的な耐震化にとどまるのではなく、市全体を見据えた戦略的な更新計画が必要であると考えます。そこで伺います。
(1)中央公民館の耐震化を優先した理由は何か。施設規模、収容人数、災害時の位置づけなど、どのような評価に基づく判断であったのか伺います。
(2)避難所に接続する下水道管の耐震化にあたっては、被災想定区域や人口集中度、要配慮者の分布状況などを踏まえた優先順位評価を実施したのか。もし実施しているのであれば、その評価基準と結果を明らかにしてください。
(3)命を守るインフラ整備は後回しにできません。本市として、下水道の戦略的更新をどのようなビジョンと工程で進めていくのか、伺います。

2.子どもの笑顔を未来につなぐ
 重点テーマ2つ目、子どもの笑顔を未来につなぐ「保育」について
 保育行政について伺います。
 保育を必要とするすべての子どもと家庭が、安心して良質な保育を受けられる環境を整えることは、自治体の最も重要な責務の一つであります。
 まず、保育士等を対象とした研修会や情報交換会について伺います。
@保育の現場が抱える課題をどのように把握し、それをどのように研修企画へ反映させているのか。また、どのような改善効果を狙って実施しているのかを伺います。
Aさらに、研修の参加率はどの程度か。参加しやすい日程設定や代替職員確保など、参加環境の整備は十分か。研修後に保育の質がどのように向上すると見込んでいるのか、評価指標を含めて伺います。特に、公立保育園での不適切保育の発生後、私立認可保育園協議会との連携に変化や改善は見られたのか。研修会や講演会を通じた連携強化の成果をどのように測定し、次の施策へどう反映させているのかを伺います。
 次に、保育士宿舎借上げ支援事業について伺います。
 拡充するとされていますが、現行制度はどの程度、保育士確保に寄与しているのか。利用人数、定着率への影響、近隣自治体との比較など、客観的分析を示してください。その上で、今後の方向性をどのように描いているのかを伺います。
 「未来を切り開く力を培う学校教育の充実」について伺います。
 義務教育から概ね30歳までの困難を有する若者を対象とした「若者支援」について、当事者一人ひとりの状況に寄り添った支援を行ってまいりますとあり、令和7年度からスタートしたスペシャルサポートルームについて伺います。スペシャルサポートルームが一時的な安心の場として機能していることは理解しております。しかし、そこに在籍する子どもたちが、学習機会の確保、社会性の育成、将来の進路形成において十分な支援を受けられているのか、極めて重要な論点であります。
@居場所の確保だけで満足し、将来につながる支援が置き去りになっていないか、市の認識を伺います。また、スペシャルサポートルームに在籍した子どもたちが、その後どのような進路を辿っているのか、高校進学後、継続的に学校生活を送れているのか。再び不登校になってないかなど、市として追跡調査を実施する予定はあるのかを伺います。
A最後に、スペシャルサポートルームに在籍する子どもたちの将来に対し、市としてどのようなビジョンを持ち、どのような支援体制を構築しようとしているのか。「居場所の提供」で終わらせることなく、つながる力を育むために、学習支援、進路指導、関係機関との連携をどのように強化していくのか伺います。

3.「誰もが輝くまちをみんなで創る
 重点テーマ3つ目、「誰もが輝くまちをみんなで創る」のうち、「共に支え合う地域福祉の推進」について伺います。
 本市においては、生活に困窮された方々に対し、自立相談支援員を軸とした寄り添い型の相談支援を通じて、安心して生活していけるよう支援を行うとされています。
 しかしながら、近年は物価高騰や雇用環境の不安定化、単身高齢世帯やひとり親世帯の増加などを背景に、生活困窮の状況はより複雑かつ深刻化しております。また、制度のはざまに置かれ、支援につながっていない方々の存在も懸念されます。
そこで伺います。
@潜在的な生活困窮者の把握をどのように行っているのか。
A支援が必要でありながら相談に来ない困窮者を相談や支援に繋げるために何をどう行っていくのか。
B本市として、誰もが安心して暮らし、再び自立への一歩を踏み出せるまちをどのように実現していくのか伺います。

4.価値を高め、次世代に継承する
 重点テーマ4つ目、「価値を高め、次世代に継承する」について伺います。
(1)「吉川美南駅東口周辺地区土地区画整理事業」は、「笑顔と緑あふれるみんなの庭」というまちづくりコンセプトのもと、地権者の皆様の理解と協力を得ながら、宅地造成や都市基盤整備が進められております。
 すでに「産業ゾーン」では企業立地が進み、「住宅ゾーン」では住宅が立ち並び始め、「商業・業務ゾーン」においては昨年12月に大型商業施設がオープンし、新たな街並みと賑わいが創出されております。そこで伺います。
@これまでの事業進捗について、企業立地数、住宅供給戸数、商業集積効果など、当初計画と比較しどのように評価しているのか。具体的な成果指標を伺います。
A令和8年度は近隣公園周辺の宅地造成や都市基盤整備を進め、住宅ゾーンの使用収益エリアを拡大するとともに保留地販売を開始するとされていますが、販売見通しと収支計画はどのようになっているのか。地価動向や需要予測を踏まえたリスク管理についても伺います。
B駅前近隣公園整備についてであります。コンセプトである「みんなの庭」を象徴する場所として、子どもたちのアイディアを取り入れ、民間活力導入の可能性を調査するとされていますが、具体的にどのような事業手法を想定しているのか。指定管理、Park-PFIなどの導入可能性を含め、市の方向性について伺います。
(2)次に、「吉川美南駅東口駅前の文化芸術関連施設を中心とした公共施設整備」について伺います。
 吉川美南駅前公共施設整備基本構想・基本計画に基づき、民間活力を最大限活用し、新たな文化芸術活動拠点の創出を目指すとされています。そこで伺います。
@この施設整備により、交流人口の増加、地域経済波及効果、市民満足度など、本市の価値向上をどのような指標で測ろうとしているのか、具体的な成果目標について伺います。
A民間事業者募集にあたり、公募条件の透明性確保や事業継続性の担保をどのように図るのか。公共性と収益性のバランスをどのように確保するのか伺います。

5.その他の主要施策について
 「地域公共交通」について
 東部地域における交通施策について伺います。
 現在、タクシー利用助成事業を継続しながら、地域の移動ニーズ把握のための調査を実施するとされています。
@調査はどのような対象・方法で実施するのか。高齢者、子育て世帯、通勤通学者など属性別のニーズ把握は行うのか伺います。
A地域交通協議会において福祉事業者から提案のあった空き車両活用による移動サービスについて、具体的にどのようなスキームを想定しているのか。法制度上の課題、持続可能性、採算性についての検証状況を伺います。
B単なる試行にとどまらず、持続可能な地域公共交通体系をどのように構築していくのか、長期的ビジョンについて伺います。
 「行財政運営」について
 最後に、行財政運営について伺います。
 吉川市役所が策定を進める「第6次吉川市総合振興計画・前期基本計画」は令和8年度で終了し、令和9年度を始期とする後期基本計画を策定するとされています。そこで伺います。
@前期基本計画の成果と課題をどのように総括しているのか。数値目標の達成状況を含めた客観的検証結果を示してください。
A市民意識調査やワークショップを実施するとされていますが、その結果をどのようなプロセスで計画へ反映させるのか。形式的な意見聴取にとどまらせないための仕組みを伺います。
B既存の行政計画を一体的に策定するとありますが、計画の重複や縦割りをどのように解消し、実効性ある行政運営につなげるのか。財政見通しとの整合性をどのように確保するのか、市の方針を伺います。
C将来像の実現は理念だけでは達成できません。具体的な工程管理と成果検証を伴う、総合的かつ計画的なまちづくりについて伺います。

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