令和8年3月定例会(第2回)
令和8年2月25日 (代表質問)
五十嵐惠千子 (公明党吉川市議団)
録画を再生
はじめに
命を守る
子どもの笑顔を未来につなぐ
誰もが輝くまちをみんなで創る
価値を高め、次世代へ継承する
街路樹の維持管理について
地域公共交通について
むすびに
はじめに
「今年に入っても続く物価高騰は、社会全般への影響が広がっており、市民においては、所得は増加傾向であるものの実質賃金はマイナスが続き、生活実態は厳しさを増している」と市民の暮らしを的確に捉えていますが、厳しい財政状況の中、市民の暮らしを最優先に「市民一人ひとりの幸福実感の向上」を目指した財政運営が一層求められる年度になると認識しています。
国の令和8年度当初予算が今年度内に決まらない可能性がありますが、そうした影響へはどう対処するお考えか、また、そのような中においても市民・行政・事業者等との「共動」による「まちづくり」をさらに進めたいとする市長の構想をお伺いします。
命を守る
(1)災害について「災害は必ず発生するとの前提の下、緊張感と危機感をもって災害に対する備えを進める。平成29年を減災元年と位置付け10年目を迎えた」とあります。国では防災庁の設置推進や国土強靭化に向けての予算措置もされており、市では減災プロジェクトの開催により市民との共働をテーマに減災・自助・共助の重要性を育み、その取り組みが徐々に広がってきたと感じています。大規模災害時には、初期の救助、その後の避難生活という点において、地域住民の助け合いの力がとても大事になります。もう一方では、災害関連死という言葉があるように長期に渡る避難生活には連携や支援も重要と考えます。
広域自治体による強力な連携や支援の充実、推進について、市長のお考えをお伺いします。
(2)自衛隊による「行進訓練」を吉川市で実施していただけることになったとの事ですが、「行進訓練」とはあまり聞きなれない言葉です。どの様な訓練で、どの様な経緯から吉川市で行われることになったのか、どの様な効果が期待されるのか、また、県独自の取り組みである「埼玉版FEMA」と本市での取り組みの違いは何か、お伺いします。
子どもの笑顔を未来につなぐ
(1)「妊娠・出産・子育ての切れ目のない支援充実」の中に「不妊治療」における先進医療費用の一部を助成していくとありました。2022年4月から、人工授精や体外受精などの不妊治療への保険適用がスタートし、高額療養費制度も適応となるなど経済的負担の軽減がされてきたと承知しています。人口減少社会が進展する中で様々な少子化対策が考えられますが、少子化対策の一環として「不妊治療」の一部助成をされるという市長のお考えをお伺いします。
(2)保育については「保育の質の向上に取り組む」とありました。国では、これまでの「量(待機児童解消)」から「質」へ政策転換が行われ、2025年10月の改正児童福祉法施行などにより、さらに強化されます。本市においての「質の高い保育」とは何か、市長のお考えをお伺いします。
誰もが輝くまちをみんなで創る
「平和意識の高揚」については、「戦争の記憶を次世代へと伝えるドキュメンタリー映画を上映し、平和の大切さを考える機会を提供する」とあります。世界的における平和が悪化傾向にある中、「戦争ほど残酷なことない。戦争ほど悲惨なことはない。だが、その戦争はまだ続いている」という現実は、けっして過去の出来事ではなく、現在進行中の戦争報道を目の当たりに、「平和の大切さ」を未来へ繋げていくことは極めて重要なことであり、私たち大人の責任であると強く思っています。映画上映の機会においても、吉川市は「平和都市宣言」のまちであると広く内外に平和の大切さを伝える機会にすべきと考えます。次世代に繋ぐ市長の平和への想いと提案へのご見解をお伺いします。
価値を高め、次世代へ継承する
吉川美南駅東口周辺開発について、「産業ゾーン」では企業の立地も進み、「住宅ゾーン」では住宅がたち並びはじめ、「商業・業務ゾーン」においては大型商業施設がオープンし、新しい街並みが広がり賑わいが創出されてきたとあります。三輪野江地域では、農業パーク構想に準じ第一段の参入事業者の公募が実施され、参入に向けた手続きや調整が開始されています。吉川美南駅東口と三輪野江地域とは隣接していることから、今後2つの地域が、互いに連携し発展していくための取り組みが重要と考えます。この2つの地域の新たな魅力創出、発展にどのような展望や事業計画をお持ちなのか、市長のお考えをお伺いします。
街路樹の維持管理について
「維持管理コストや作業負担も大きくなっていることから、道路利用者の安全確保をはじめ、効果的な街路樹の在り方、持続可能な維持管理を目指し、街路樹のマネジメントに関する方針の策定を進める」とあります。緑豊かな吉川市においての街路樹のマネジメントは、単なる維持管理だけでなく、目標設定や財源、人、情報などを適切に運用し、最大限の成果を生み出すための取り組みがされるものと期待いたしますが、市長の思い描く効果的な街路樹の在り方や持続可能な維持管理についてお考えをお伺いします。
地域公共交通について
昨年12月に開催された「吉川市地域公共交通シンポジウム」には、多くの市民・事業者等が参加され、パネルディスカッションでは参加者も含めいくつかの提案が上がるなど、課題への関心の高さと解決に向かおうとする真剣さが伝わる決起大会であったと評価いたします。
「地域公共交通協議会等における福祉事業者からの提案をふまえて、空き車両を活用した移動サービスの取り組みの可能性について関係者と意見交換を行う」とありますが、福祉事業者からの提案とは何か、また、強い関心を示す関係者の意欲や思いをできる限り受け止め、市の大きな課題解決に繋げていただきたいと願っていますが、現状を踏まえ、吉川市におけるこれからの「地域公共交通」の在り方について市長のお考えをお伺いします。
むすびに
次代を担う子供や若者達の「まちづくりへの主体的な参画」について、さらに前進させることにより、「幸福実感が高く、住み続けたい故郷」という「価値ある未来」を吉川市に創り出せると考えるとありますが、子供や若者達にはそれぞれ夢や目標があり、達成するためには、相対的に幸福実感が低い所へも勇んで飛び立つ子供や若者も多く、吉川市を離れてはじめて吉川市の良さを実感する方も多くいらっしゃると思うところです。主体的な参画をさらに前進させるための方策についてはどのようにお考えか、また、子供や若者達にとって「幸福実感が高く、住み続けたい故郷」の創出は、今年度限りの取り組みではなく継続が重要と考えます。吉川市の価値ある未来を創り出すための市長の構想をお伺いします。