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会議名

令和7年12月定例会(第5回)

質問日

令和7年12月12日 (一般質問)

議員名

中嶋通治 (SELECT吉川・自民・参政・維新・無所属)
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通告内容

1.トイレの男女平等について
2.「朝の小1の壁」問題について
3.吉川中央土地区画整理事業について

質問要旨

1.トイレの男女平等について
 国土交通省や経済産業省等関係省は、本年7月中旬、個別に国内のイベント主催者に向けた 緊急通知を出しております。仮設トイレを設置する際は、男女で混雑の程度に差が生じないよう「バランスのとれた設置数」を求める内容で、長く見過ごされてきた「不平等」の是正に政府がようやく本腰を入れ始めました。
 イベント会場や映画館などで、男性用は空いているのに、女性用トイレにだけ長蛇の列ができる光景をよく目にします。その裏には便器の数の男女差があると思われます。同じ広さでも、男性用には小便器を多数設置することが出来ますが、女性用はすべて個室の為、設置数が限られます。国土交通省が2016年に行ったアンケート調査では、トイレの行列に対する女性の不満は、駅では44.0%、駅以外の交通施設では44.2%、大規模商業施設では47.6%。男性はそれぞれ31.3%、24.3%、15.5%で、女性は4割以上が「不満」という調査結果が出ています。
 また、これまで女性用トイレの行列についての新聞への掲載記事があり、都内に住む行政書士の百瀬まなみさんは、今年の8月までに全国の960カ所のトイレを同時に調査したとの事です。その結果、女性用個室が男性の大と小の合計を上回ったのは全体の5%強、56カ所のみ。平均すると、1カ所のトイレで男性用は女性用の1.71倍設置されていました。
 多くの施設では、男性用と女性用のトイレはそれぞれ同じ面積を確保して、面積に応じて個室、小便器を割り振っているようです。「面積が同じだから平等ではないか」と言われそうですが、そうではありません。男性が用を足すのにかかる時間は平均37秒、女性は平均93秒との調査結果があります。女性ばかりがトイレの前で待たされている現状は、面積は平等であっても不公平であります。公平にするには、女性用のトイレを増やすしかないと訴えています。
 政府は本年6月13日に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本2025」に於いて女性用トイレの利用環境の改善に向けた対策の推進が位置けられたことを踏まえ、同年7月9日に「女性用トイレにおける行列問題の改善に向けた関係府省連絡会議が開催されました。 
 国土交通省では、この連絡会議に於いて示された女性用トイレに係る行列問題の改善に向けた取り組みのひとつである「トイレ設置数に係る基準の点検・見直し」を進めるため、新たに「トイレ設置数の基準と適用のあり方に関する協議会」を立ち上げ、第1回会議を本年11月6日に開催し、女性用トイレにおける行列問題の改善等に向けたガイドライン策定の議論を開始しました。ガイドラインについては、トイレ設置数の実態調査等を踏まえ、行列発生の状況や要因等を分析し、2025年度内を目途にトイレの設置数に係る基準の点検・見直しに関する共通事項や基本的な方針をガイドラインとして取りまとめるとの事です。
 この様な中、山口県萩市は、男性の小便器1に対して女性便器2とすることを目安とした指針を設け、これに基づき5カ所のトイレを整備したとの情報も耳にしています。
 また、海外に目を向けますと、台湾では、建築関連の法令により、新規建築物における男女別のトイレの比率については、面積だけではなく個室トイレ(大便器)の個数に決まりがあるとの事です。学校の授業の合間、駅の到着時、映画館の上映後等、一時的に人が集中しがちな「同時使用タイプ」の個室トイレ数は女性5に対して男性1、オフィス、工場、商業施設等、特定の時間に集中するわけではない「分散使用タイプ」は女性3、男性1と定められているようです。
 以上、トイレの行列の解消について説明させていただきましたが、これらを踏まえて、次の3点について質問させていただきます。
1.当市の公共施設に於いて、イベント等で人が数多く集まる「市民交流センターおあしす」、「中央公民館」、「総合体育館」のトイレの設置状況とイベント開催時の女子トイレの行列状況についてお伺いします。
2.当市に於いても、山口県萩市のように公共施設のトイレの設置に関して指針を策定し、合わせて、今後予定されている公共施設の大規模改修時にトイレ数を見直しては如何か、市の見解を伺います。
3.吉川美南駅東口周辺土地区画整理事業地内の商業・業務ゾーンの南側街区(56街区)に、今後予定されている文化芸術関連施設の公共施設にあっては、女性用トイレの利用環境の改善を踏まえたトイレの設置を提案いたしますが市の見解をお伺いいたします。

2.「朝の小1の壁」問題について
 最近、「朝の小1の壁」という言葉をよく耳にします。この言葉の意味ですが、保育所よりも小学校の登校時間が遅いため、親の働き方に影響が出てきたり、親の出勤後に小さな子供が家や校門で学校が開くのを待っていたりすることが課題となっています。
 こども家庭庁が昨年9月から10月にかけて、民間の調査会社を通じて全国1,700余りのすべての自治体を対象に、子供たちに朝の居場所を提供する取り組みを進めているか聞いたところ、回答した1,017の自治体のうち、取り組みをすでに行っている、または、実施を検討中としたのは、合わせて3%程度、30余りの自治体にとどまったそうです。
 また、小学1年生から小学6年生までの子供がいる共働きや一人親家庭の保護者にも、インターネットアンケート調査への協力を呼びかけ各学年ごとに、およそ600人、合計で3,700人余りから回答を得たそうです。それによりますと、朝に自宅以外で子供が過ごせる場所があれば「利用したい」と回答した人はおよそ30%、で回答者の居住地の分析を行ったところ、都市部でニーズが高い傾向にあるとの事です。
 こども家庭庁は適切な支援に繋げる必要があるとして、今後全国の自治体に対して、地域ニーズを把握し、実情に応じて対策を進めるよう通知する方針との事です。
 この様な中で、全国に先駆けて「朝の小1の壁」の対策を進めているのが大阪府豊中市です。
昨年4月から市内の39の公立小学校で、登校時間の午前8時よりも1時間早く午前7時に校門を開けているそうです。登校時間の8時まで決められた部屋で友達と遊んだり自習したりして、過ごしているとの事です。又学校ごとに民間の見守り員が2人配置され、利用する子供は市全体一日当たり平均80人ほどで、1年生や2年生の低学年が中心との事です。
 そして、市は、昨年6月に利用の登録をした保護者へのニーズ調査を行ったところ251人から回答があり、それによりますと、利用した事のある118人のうち、「9割以上が仕事のために利用した」と回答し、「1週間に3日以上利用した人」が半数を占めたようです。
 保護者からは「門の前で待たせていた今までより子供の安全が確保でき、安心して仕事に向かうことが出来る」とか「心のゆとりになっている」、ほかにも「1年生になった際、勤務先に相談したが、何の対応もしてもらえなかった」などの声が寄せられたそうです。さらに、朝、子供を学校に送り、その後職場に向かった1年生の保護者は「登校時間前に職場に出ないと仕事に間に合わないので利用している、ここがあって安心している」、又2年生の親からは「昨年度、1年生の時は10分ほど学校の校門前で子供を待たせていた。保育園は朝7時に始まるので学校も同じ対応をして頂きありがたい」と話しているそうです。
 豊中市では保護者の要望が数多く寄せられているので、今年度から春休みや夏休みなどの長期休み期間中も学童保育を利用している児童を対象に、午前7時から校内での見守りを実施しているとの事です。
 豊中市の他にも、東京の三鷹市や八王子市で昨年度から登校時間前に校庭を開放しているほか、豊島区、港区、世田谷区などでは、早朝に校内で子供を見守る取り組みを始めるなど、都市部を中心に対策を進める自治体が出てきています。このほか首都圏では、横浜市、埼玉県志木市、千葉県松戸市なども取り組みを進めています。
 以上「朝の小1の壁」問題について述べさせていただきましたが、次の2点について質問させていただきます。
1.当市における「朝の小1の壁」問題について、現状をどのように考えているのかお伺いします。
2.上記の問題が発生している場合、今後この問題を解決するために、どのように取り組まれるのか、市の見解をお伺いします。

3.吉川中央土地区画整理事業について
 吉川中央地区は、周辺地域の市街化が急速に進み、スプロール化が急速に進み、無秩序な市街化が進行すると将来の住環境が悪化することが予想されたことから、公共施設の整備改善と共に、住宅地としての利便性向上を図り、快適で機能的な住宅を中心とした市街地を形成することが望まれていました。
 そのような中、地区まちづくりの機運が高まり、平成4年には「中央中学校周辺地区まちづくり推進協議会」が発足し、土地区画整理事業に向けた協議が進められました。多くの地権者の賛同を得て、平成8年8月13日に、埼玉県知事から土地区画整理組合の設立認可を受け、事業が開始されました。
 その後、平成11年に仮換地指定を行い、平成13年からは保留地処分が始まり、道路や公園、調整池などの工事が進められました。そして、令和3年に換地処分が行われ、令和6年12月25日には事業の完成により組合の解散が認可され、令和7年9月30日に決算報告書が承認され、全てが完了したと伺っています。
 この間、バブル経済崩壊後の地価下落、東日本大震災やコロナウイルス感染症の影響など、厳しい社会経済情勢が続く中にあっても、多くの地権者の皆さま、組合関係者、施工業者、市職員の皆様方の長年によるご尽力により、事業が着実に進められ、都市計画道路越谷吉川線をはじめ、生活基盤となる公共施設が整備され、新しく形成されましたことに、改めて感謝を申し上げます。
 そこで中央土地区画整理事業について、次の通り質問させていただきます。
1.土地区画整理事業を終えてその効果等について
2.土地区画整理事業で確保された5号街区公園用地の整備スケジュールについて

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