令和6年9月定例会(第5回)
令和6年9月20日 (一般質問)
岩崎小百合 (平和市民クラブ)
録画を再生
1.骨粗しょう症予防の取り組みについて
2.有機農地拡大へ向けて
3.香害・化学物質過敏症対策について
1.骨粗しょう症予防の取り組みについて
市民の女性の方から「吉川市では骨粗しょう症の検診がありません。他の自治体では実施しているところが多くあります。閉経後の50代くらいから検診を勧め、カルシウムの摂取や運動など予防に努めれば、高齢になってからもより元気に豊かな老後を過ごせ、介護予防にもなると思います」と声が届きました。これをきっかけに、まわりの女性の方たちにも尋ねてみると、“自身の骨密度に対する不安の声”が予想を超えて多く寄せられました。また男女ともに寿命が延びている今日、骨粗しょう症は男性にとっても無縁ではありません。
昨今「健康寿命」という言葉がよく聞かれます。「健康寿命」とは、“健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間”のことです。厚労省の「健康日本21(第三次)」(2024年4月)によると、平均寿命と健康寿命の差は男性約9年、女性は約12年です。この差は”不健康な期間”を表し、女性の場合10年以上にも及びます。
今年3月に策定された、第3次吉川市健康増進計画(以下計画)の、 4章3節「計画の取り組み分野・領域」の第3項の中に『女性の健康』の項目があります。「3次計画の新たな視点である女性の健康に関しては、時機を捉え、若年女性のやせ、骨粗しょう症、妊婦の喫煙、女性の飲酒、更年期の変化について健康管理に努めます」と記されており、骨粗しょう症についての対策が期待されます。以上を踏まえ、お聞きします。
@これまでの「女性の健康」に関連する市の取り組みと、今後の考えについて伺います。
A骨粗しょう症の予防の推進(食事や運動など)について、現在行っている取り組みと今後について伺います。
B骨粗しょう症の検診について、今まで市民から検診の要望はありましたか。また、検診を検討されたことはありますか。
C市や自治会等が主催している健康づくり運動教室の内容と実績、市民からのご意見や要望等について伺います。
2.有機農地拡大へ向けて
有機農業とは、化学的に合成された肥料や農薬を使用せず遺伝子組換え技術を利用しない、また環境への負荷をできる限り低減する農業生産の方法を用いて行われる農業です。日本は化学肥料原料のほとんどを輸入していますが、国際情勢に左右されにくい安定した食料供給実現のためにも有機農業の推進を含め、化学肥料の使用低減を進めていく必要があります。
国が策定した「みどりの食料システム戦略」では、2050年までに有機農業を耕地面積の25%(100万ha)に拡大すると目標が示されており、現在、日本の有機農業の取り組み面積は過去10年で約4割拡大しています。
@市内の最新の有機農業の耕地面積の割合について伺います。
A国の掲げる有機農業の耕地面積拡大目標に対して、今後どのように推進し取り組んでいくか、耕地面積拡大の為の有機農業者支援、新規有機農業者支援、有機農産物の認識と関心を高めるために必要な販売促進等について、市としてどのようなお考えがあるかお聞かせください。
3.香害・化学物質過敏症対策について
「香害(こうがい)」とは、合成洗剤や柔軟剤などに含まれる合成香料(化学物質)によって様々な健康被害が誘発されることをいいます。近年ではこの香害が原因となって、化学物質過敏症を発症する人もいます。化学物質過敏症は、ごく微量の化学物質に反応して頭痛や吐き気、目や鼻の痛みなどの症状が生じ、発症のきっかけやその度合いについて、個人差が大きいことが特徴です。化学物質過敏症はまだ治療法が確立されておらず、原因となる化学物質を避けることが有効な対処法とされています。
令和5年6月議会の一般質問で、「香害及び化学物質過敏症に関するアンケートの実施」について要望をさせていただきましたが、保健に関わる調査などは毎年実施しているが、香害や化学物質過敏症に特化したアンケートの実施はされていないとのご答弁でした。令和6年9月1日から9月30日の期間で、『子どもの「香害」および環境過敏症(化学物質過敏症など)の実態調査(学術調査)』が実施されることになりました。(実施主体:日本臨床環境医学会環境過敏症分科会および室内環境学会環境過敏症分科会)。現在、環境過敏症の1つである化学物質過敏症が疑われる小学生や中学生が多いという研究報告があるものの、全国での実態が明らかにはなっていません。
市の香害及び化学物質過敏症対策について伺います。
@今年度の庁舎などの公共施設や小・中学校における香害・化学物質過敏症予防に対する周知・啓発の現状と今後について伺います。
・庁舎や公共施設のポスター掲示について。
・小中学校の保健だよりやチラシによる周知・啓発や、学校でのポスター掲示について。
A小中学校における給食着テーブルクロスの持ち帰りの現状について伺います。
B『子どもの「香害」および環境過敏症(化学物質過敏症など)の実態調査(学術調査)』アンケートの協力依頼に対する回答の有無と、それについてどのような検討がされたのかお聞かせください。