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通告一覧要旨

会議名
令和6年9月定例会(第5回)
質問日
令和6年9月19日
区分
一般質問
議員名
五十嵐惠千子 (公明党吉川市議団)
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要旨

1.迅速な使用で命救うAED設置の拡充を
 突然の心臓発作を起こした人に電気ショックを与えて救命するAED(自動体外式除細動器)は、総務省消防庁の2021年調べによると、人前で倒れた患者にAEDが使われたのは、わずか4.1%(1096人)にとどまったそうです。そうしたことから、「いざという時、AEDが何処にあるのか分からない」といった状況をなくそうと、AEDの設置場所は今や市内は勿論のこと、全国の設置場所をスマートフォン(スマホ)などで検索できるまでに進化しています。
@本市においては、現在、公共施設42カ所、その他の公共施設4カ所、民間施設58カ所、合計104カ所に設置されているとホームページなどに掲載されていますが、近年の市内設置・利用状況と市民・設置施設からのご意見・ご要望などがありましたらお聞かせください。
A公明党市議団はかねてより、24時間使用可能なAEDの設置場所として施設の屋外設置とコンビニエンスストア(コンビニ)への設置を要望しています。特にコンビニへの設置については、H30年9月定例議会一般質問にて強く要望し、「課題を踏まえ引き続き研究」とご答弁いただいています。現在、近隣市町の設置状況をスマホなどで検索しますと、多くのコンビニがAEDを設置していることが確認できますが、本市内ではあまり進んでおらず、市民からコンビニへの設置を望む声をいただいています。本市は、これまで設置をどの様に研究されてきたのか経緯をお聞かせください。また、いざという時に迅速な使用で命を救うことができるよう、市内のコンビニへのAED設置を積極的に推進すべきと考えますがご見解をお伺いします。

2.認知症の人に寄り添うユマニチュードの取組みを
 国内の認知症の高齢者数は、65歳以上の人口がピークを迎える2040年には、認知症高齢者数が約584万人、軽度認知障害(MCI)高齢者数が約612万人に上ることが推計されています。
 本市の第9期吉川市高齢者福祉計画・介護保険事業計画には「2029年には市民の3人に1人が高齢者となることが見込まれ、それに比例して、高齢者世帯の増加や認知症の方の増加等、介護サービス需要が拡大・多様化をすると考えられる」とありますが、誰もが認知症になり得るという認識のもと、地域共生社会の実現を加速することが重要と考えます。
 ユマニチュードとは、フランス発祥の認知症ケア技法で、相手に「あなたを大事に思っている」ということを「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つの柱で、相手が理解できるように届けるケア技法です。認知症は記憶力・判断力の低下を招き、当事者は日常をこなせなくなり、大きな不安や恐怖を感じ、介護者らに暴力的な言動を行う場合が多いと言われていますが、脳の機能が衰えても、好き嫌いといった「感情記憶」などは失われにくいことから、ユマニチュードは、こうした感情記憶などに4つのケア技法で働きかけ、相手に安心感を与え、受け入れてもらい信頼関係を築くことで、意思疎通がうまくおこなわれます。国内での研究結果では、当事者の行動や心理症状は15%ほど改善され、ケアする側の負担感も20%軽減されたと有効性が確認され、現在、ユマニチュードに取組む自治体が徐々に増えつつあります。
@本市におきましても様々な認知症に関する取り組みを推進してくださっていますが、認知症に関する周知啓発や市民理解の促進、認知症早期発見や見守り体制の構築、認知症ケアパスの普及・啓発など、認知症に関する施策推進の現状についてお伺いします。また、認知症の人をケアする方々へのケア技術向上などは現在どのようにされているのでしょうか、実施されていましたらお聞かせください。
A認知症の人を単に「支える対象」としてとらえるのではなく、人としてより尊厳ある暮らしが実現できるユマニチュードのケア技法を多くの市民・事業者・行政で学び、認知症の人に誰もが尊厳を持って寄り添い対応し、当事者が望む場所で充実した毎日が過ごせることを願っています。ユマニチュード実施へのご見解をお伺いします。
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