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通告一覧要旨

会議名
令和6年3月定例会(第3回)
質問日
令和6年2月28日
区分
代表質問
議員名
松ア誠 (自由民主党吉川市議員団)
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要旨

1.「命を守る」
@ 減災プロジェクトについて、「北谷小学校を会場として、被災時に実際に起こり得る事象などを捉えながら、より実践的な減災プロジェクトを開催する」とあるが、どのような訓練を想定しているのか。また、地域の児童・生徒を巻き込んだ地域防災のあり方を検討してはいかがか。
A 水防センターについて、「水防センターに設ける機能や設備、平時の利活用等について、国との調整を図りながら、庁内で具体的な検討を進めてまいります。」とある。議会においては、昨年、伊豆の函南町の河川防災ステーション及び水防センターを視察した。函南町の水防センターでは、子どもたちの思い出に残る場所づくりを目指し、学びの場、つながりの場、あそびの場を創出していた。本市でも、民間のノウハウや活力を活かして地域の活性化、災害教育を検討したらいかがか。
B また、吉川市における水防センター等整備検討委員会の中では、災害時における避難所はあったほうが良いなどの声があがっていたが、一時的な避難場所としての考え方について伺う。
C 水道事業について、「吉川駅周辺地区における石綿管から災害に強い耐震管への布設替えのインフラ整備などを行ってまいります。」とあるが、水道ビジョンにおいて重要給水施設管路を優先的に耐震化する旨がうたわれているが、能登半島地震を受けて、重要給水管路の耐震化の前倒しを行っていく考えはあるのか。

2.「子どもの笑顔を未来につなぐ」
@ 安心して子育てできる環境の充実について、「吉川美南駅東口周辺地区土地区画整理事業地内に「新たにこども一体拠点施設」の整備に向けた検討を進めてまいります。」とあるが、子育て支援センターとの相違は何になるのか、一体拠点ということでその特色はどういったものになるのか。
A 未来を切り拓く力を培う学校教育の充実について、「全国的な課題となっております不登校支援につきましては、学校と教育支援センターの中間的な居場所として、令和6年度に試行的に南中学校に校内スペシャルサポートルームを設置することで、自分のクラスに入りづらい生徒への学校生活支援効果を測ります。」とあるが、教育支援センターとの違いと受入れ人数、教員の配置など具体的な支援体制はどのように考えているのか。また、将来的に市内全小中学校にスペシャルサポートルームを設置していく考えなのか。

3.「誰もが輝くまちをみんなで創る」
「貧困の連鎖を防止することを目的に取り組んできた、中学生と高校生を対象とした「子どもの学習支援事業」については、新たに児童館において小学校3年生から6年生を対象とする事業も展開し、小学校時代に起きる学習面の躓きへの支援にも取り組んでまいります。」とあるが、小学生の学習支援は誰が行うのか、また、定数はどれくらいを見込んでいるのか。

4.「価値を高め、次世代に継承する」
@ 「「文化財」については、先人が積み重ねてきた歴史や育んできた文化を知ることは、郷土愛を育むとともに、未来に向けたまちづくりの大きな力になるとの理念の下、様々な事業を展開してまいりました。」とあるが、その素晴らしい理念の下、旭小学校や三輪野江小学校などの空き教室や長期休暇等を利用して地域の有形、無形問わず文化財を展示してはいかがか。
A 「新たに水田を活用した「なまず養殖」の補助制度を設け、「吉川産なまず」の市内事業者への流通を高め、市内における「なまず」を食する機会の拡大を図り、農地活用や地産地消、事業者連携を推進してまいります。」とあるが、具体的な補助対象者と補助内容はどのようなものか。
B 魅力ある農業の振興について、「今後の地域農業の発展に欠くことが出来ない女性農業者の活躍に着目し、「女性と農業」をテーマとした啓発活動及びイベントを実施し、農業の新たな魅力の発信を行ってまいります。」とあるが、農業の新たな魅力とは何を指すのか。また、いつどこで啓発活動等を実施するのか。
C 農業拠点整備について、「三輪野江地区の新しい農業に繋がる事業内容及び参入事業者の決定に向けて取り組んでまいります。」とあるが、新しい農業とは何を指すのか。また、規模(面積)はどの程度を考え、土地は借地なのか購入する予定なのか。
D 三輪野江南部工業団地開発について、昨年の9月議会では「埼玉県企業局と市との共同事業方式による開発を優先して検討している」旨答弁があったが、令和6年度の施政方針では、「多くの方が民間開発による事業化を望んでいる状況を確認しましたので、今後は地権者の皆さまのそうしたご意向を踏まえ、また地域の方々へも現状をお伝えしながら、関係機関との調整を行ってまいります」とある。今後、事業主体を含めた三輪野江の工業団地開発における市の考え方について伺う。
E 環境にやさしいまちづくりについて、「新たな電力の調達手法として、小売り電気事業者がオークション形式で繰り返し入札を行い、最安値を提示した事業者を落札者とする方式である「リバースオークション」を県内で初めて採用し、市内全ての小中学校の電力について、再生可能エネルギー100%化を実現いたします。」とあるが、どういった検討、経緯を踏まえ、リバースオークションを採用するに至ったのかを伺う。

5.その他の主要施策
@ 「道路等の整備」について、来年春ごろを目途に東埼玉道路の側道が松伏町田島まで延伸される予定と聞いている中で、「越谷総合公園川藤線は、三郷吉川線までの未整備区間における用地交渉を引き続き行う」とありますが、県道葛飾吉川松伏線から都市計画道路三郷吉川線までの延長約280mのうち約40mの未整備区間における交渉経過と現在の状況について伺う。
A 「公園等の整備」の中の「分散型スポーツ施設の整備」について、「屋外市民プール跡地の活用も検討し、市民が身近な場所で気軽にスポーツに親しめる環境を整えてまいります。」と昨年の施政方針と同様の内容となっているが、屋外市民プール跡地についての検討経過について伺うとともに、どのような物を想定しているのか伺う。
B 「市街化調整区域での課題に向けて」について、「旭・三輪野江地区」については、「人口減少の緩和を図るとともに、地域コミュニティの維持等への対応が必要となっていることから、庁内横断的な検討を重ねてまいりました。」とあるが、どのような意見がでたのか。
また、令和6年度は、地域外からの若者世帯の転入のほか、地域居住者の子世代を中心とする3世代家族の同居及び近居に重点を置いた移住に係る支援制度を創設とあるが、どれくらいの世帯数の転入等を想定しているのか。
C 「公共交通課題」について、「本市の公共交通サービスのあるべき姿などを明らかにする「地域公共交通計画」の令和7年度中の策定に向けて、令和5年度に第1回目となる「吉川市地域公共交通協議会」を開催し、公共交通を取り巻く現状や計画作成について、共通認識を図ったところであり、令和6年度から計画作成に着手してまいります。」とあるが、高齢化が進展する中、タクシー利用料金助成事業の対象外の地域にも病院や買い物の足が無く苦労している方々がいる。そのような方への支援についてどう考えているか伺う。
D 吉川美南駅発着のバス路線について、「駅西口と道庭・中曽根地区への路線は、運転手の確保が課題となっていると伺っており、運転手確保は、公共交通事業全体の喫緊の課題となっている」とあるが、第二種運転免許取得費用に係る補助制度のみをもって公共交通課題が解決につながるのか、その他の取組について考えはあるのか伺う。
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