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通告一覧要旨

会議名
令和6年3月定例会(第3回)
質問日
令和6年2月28日
区分
代表質問
議員名
赤出川義夫 (SELECT吉川)
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要旨

1.「命を守る」について
@減災力の向上について
『令和6年度においては、「北谷小学校」を会場として、被災時に実際に起こり得る事象などを捉えながら、より実践的な「減災プロジェクト」を開催するとともに、各地区における出前講座などを通じ、地域における減災力の向上に取り組んでまいります。また、市災害対策本部や水害対策活動室の図上訓練などの実施や、自衛隊や警察、消防など関係機関との連携強化を図り、引き続き、危機管理体制の充実に努めてまいります。』とありますが、9回目となる北谷小での、より実践的な減災プロジェクトとはどういうものかお伺いします。
また、令和4年8月に中曽根地区において、減災プロジェクト実施後に「まちづくり協議会」が設立され「地域減災プロジェクト」事業が始まっていますが、他の地域での活動を把握されていますでしょうか。減災プロジェクトを実施するにあたり、地域において、その経験を活かし持続させていくサポートが必要です。開催後、減災力の向上につながっているかの検証ができているのかお伺いします。
A避難所の空調設備整備について
『令和6年度から令和7年度にかけて、避難所となる小中学校12校の学校体育館と総合体育館に順次、空調設備を整備してまいります』とあります。空調設備の準備において、整備計画の優先順位など重視する点などをお伺いします。
B治水対策について
『第一排水区内の浸水被害の軽減を図るために共保雨水ポンプ場増強において、本市が求めた流量が河川管理者に認められることになったことから、下水道事業計画の変更について、埼玉県に協議の申入れを行ってまいります。同時に、老朽化した大型エンジンポンプ車の更新などのインフラ整備を行い、引き続き効果的な治水対策に取り組んでまいります』とあります。浸水被害の軽減に向け、共保雨水ポンプ場の増強が計画されていますが、市が求めている流量が河川管理者に認められたことで、どのような効果が期待されますか、また、大型エンジンポンプ車の更新などのインフラ整備計画について、市の持続的な防災・減災対策に向けて、どのような考え方に基づいて計画されるかお伺いします。
B水道事業について
『令和6年度においては、市民生活への影響に配慮しながら料金の改定を進めるとともに、吉川駅周辺地区における石綿管から災害に強い耐震管への布設替えのインフラ整備などを行ってまいります。また、多くの市民の皆さまに水道事業の現状や災害時対応等を理解していただけるようなイベントを実施してまいります』とあります。生きる上で必要な水を守るためにもインフラの整備は必要です。近年節水機器の普及等による水道使用量の減少、老朽化した水道施設の更新や維持管理に要する費用の増大により、近隣自治体の三郷市や八潮市でも水道料金改定を予定していると聞いています。当市の水道事業の運営において、災害時対応や地域の安全確保はどのように考慮されていますか。災害に強い耐震管への布設替えなどの具体的な取り組みは、どのような理念に基づいて行われているかお伺いします。また、当市が実施する水道事業に関するイベントや啓発活動は、どのような市民参加や地域連携の考えに基づいているかお伺いします。

2.「子どもの笑顔を未来につなぐ」について
@子ども医療費について
『子ども医療費については対象年齢を18歳までに拡大し、子どもたちの健やかな成長をバックアップしてまいります。』とありますが、子ども医療費の対象年齢を18歳まで拡大する決定の背景には、どのような理念があるかお伺いします。また、市民の健康や子どもたちの成長を支援するために、なぜこのような措置が必要だと考えられていますか、また、財源の確保や予算の配分について、どのような考え方かお伺いします。
A校内スペシャルサポートルームについて
『令和6年度に試行的に南中学校に校内スペシャルサポートルームを設置することで、自分のクラスに入りづらい生徒への学校生活支援効果を測ります。』とありますが、教育支援センター(宇宙)は、保護者の方からも評価が高く良い取り組みと思っています。今回の中間的な居場所も大いに期待するところではございますが、違いはどのように考えているか、期待する効果などをお伺いします。

3.「誰もが輝くまちをみんなで創る」について
@子どもの学習支援事業について
『貧困の連鎖を防止することを目的に取り組んできた、中学生と高校生を対象とした「子どもの学習支援事業」については、新たに児童館において小学校3年生から6年生を対象とする事業も展開し、小学校時代に起きる学習面の躓きへの支援にも取り組んでまいります。』とあります。
小学校での躓きがその後の学習面で大きく影響すると言われておりますので、とても良い取り組みと思います。小学3年生からとした経緯や思いについてお伺いします。
A公共交通を補う移動支援に取り組む団体への支援について
『「いきいき暮らせる高齢者福祉の推進」については、「高齢者が幸福を実感し、すべての人が生涯にわたり居場所と役割を持ち活躍する地域」を理想像とする、3月策定予定の「第9期吉川市高齢者福祉計画・介護保険事業計画」に基づき、地域包括ケアシステムを推進するための介護予防・日常生活支援総合事業を継続して進め、そうした中で、公共交通を補う移動支援に取り組む団体への支援や地域型介護予防教室、運動教室を実施し、高齢者の健康への意識の高揚、健康寿命延伸を図ってまいります。』とありますが、公共交通を補う移動支援に取り組む団体への支援は、どのような考えで支援していくのでしょうか。また、高齢者の生活や社会参加の促進、地域の持続可能な発展に対する考え方や目標についてお伺いします。

4.「価値を高め、次世代に継承する」について
@無形民俗文化財として「市内の祭り」について
『無形民俗文化財として「市内の祭り」についても調査を進め、文化財展のテーマとして企画してまいります。』とありますが、市内には各地域で行われていたお祭りが近年、廃止や縮小傾向にあります。祭りなどの文化は地域の協力がなければ継承できないことであり、地域の絆を紡ぐ大事な要素と思います。
文化財展を企画することでどのような効果を期待しているのか、お伺いします。
A女性と農業について
『全国的な課題である農業従事者の減少や高齢化が進む中、今後の地域農業の発展に欠くことができない女性農業者の活躍に着目し、「女性と農業」をテーマとした啓発活動及びイベントを実施し、農業の新たな魅力の発信を行ってまいります』とありますが、実際に始める方への当市の支援体制についての考えをお伺いします。
B『三輪野江南部地区工業団地開発」において、産業の振興と雇用の創出や、地域の活性化などを図ることを目的として検討を進めており、令和5年度には、地権者の皆さまへ、今後の土地活用に対するご意向を伺ってまいりました。そうした中で、多くの方が民間開発による事業化を望んでいる状況を確認いたしましたので、今後は地権者の皆さまのそうしたご意向を踏まえ、また地域の方々へも現状をお伝えしながら、関係機関との調整を行ってまいります。』とありますが、今後の地域の活性化を含め、どのように整備を進めるのかお伺いします。

5.「その他の主要施策」について
@旧庁舎跡地における福祉の拠点整備基本計画案について
『「旧庁舎跡地における福祉の拠点整備」については、令和5年度に有識者や福祉関係者、市民などを含めた「吉川市福祉の拠点整備基本計画検討委員会」を設置し、施設に求められる機能などについてのご意見をいただき、併せてサウンディング型市場調査において、民間事業者参入の可能性の確認や意見交換などを経て基本計画案をまとめたところでございます。』とありますが、市長の福祉拠点整備計画における目標は何でしょうか。市長が福祉拠点整備に取り組む際に重視している考え方は何でしょうか。また、地域の高齢者や市民の福祉をどのように実現していくのか、又、目指しているものは何かをお伺いします。
A「市街化調整区域での課題に向けて」について
『令和6年度は、地域外からの若者世帯の転入のほか、地域居住者の子世代を中心とする3世代家族の同居及び近居に重点を置いた移住に係る支援制度を創設する。』とあります。令和6年4月の旭小学校新入生が9名と聞いております。この取り組みで期待される効果などをお伺いします。
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