現在位置 :トップページ通告一覧 › 通告一覧要旨

通告一覧要旨

会議名
令和5年12月定例会(第5回)
質問日
令和5年12月13日
区分
一般質問
議員名
林美希 (未来会議よしかわ)
録画配信を表示

要旨

1.虐待防止について
 埼玉県議会9月定例会において、埼玉県虐待禁止条例(案)が上程され、「小学校3年生以下の児童を住居やその他の場所に放置してはならない」「県民はそれを見たら通告・通報しなくてはならない」趣旨の条文が示されており、さらに質疑への答弁から「こどもだけでの留守番」「こどもだけで公園で遊ぶ」「高校生の兄姉とこどもでの留守番」これらも虐待と捉えることが判明し、子育て世代の方から多くの不安の声をいただいた。悲しい事件を減らしたいという大元の考えは理解できるものの、禁止行動の対象が広く、対応できない家庭が多く、行政の施策ですべてカバーできるイメージもつかず、こどもの行動のあそび(余白)を認めず権利を大きく侵害するものであり、何より親子を「見守る」という視点ではなく「見張る」という圧迫感の強いメッセージを強く子育て世代に与え、少子化を加速しかねないものと強く危機感を覚える条例案であった。
 市内外の団体と連携しながら、会派「未来会議よしかわ」としても取り下げ要望を提出し、結果取り下げとなったことに安堵している。しかしながら、一議会の議員の過半数が賛同し上程されたものであることから、虐待防止が「親子への支援や見守り」ではなく「見張り、罰するべき」ものとして意識が広がってしまうことはいつでも起こりえるものと再認識した。
 改めて、市の虐待防止の理念を伺う。

2.学校運営について
ア.小学校登下校時見守りについて
 学校保健安全法第27条、第30条において「学校や教師の果たす役割」として「登下校の際の交通安全のルールを教えること、警察や保護者と連携をすること」とある。
 登下校時のトラブルの最終的な責任は保護者にあり、保護者も旗振り当番や交通安全指導講習受講など見守りの努力をした上で、地域のシニアの見守りのご厚意や、各校スクールガードリーダー(県制度)依頼、学校教職員の献身でこども達の登下校時の安全が守られている。
 市も交通指導員、安全指導員(シルバー人材センター依頼)と市費を投じながらこども達の安全を守ってくださっているが、「危険な箇所がある」「保護者・学校による見守り箇所を増やすのは人員的に厳しい」「往来が激しく交通指導の専門性が必要な箇所がある」と声をいただいている。
 市として支援いただけることはないか。
イ.市内中学校部活動について
 2022年、スポーツ庁及び文化庁両名で「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」策定。2023年度から2025年度までの3年間を地域移行に段階的に取り組む「改革推進期間」と位置付け「休日の学校部活動の段階的な地域連携・地域移行を進める」「地域の実情等に応じて可能な限り早期の実現を目指す」とされている。
 吉川市の中学校部活動の地域連携・地域移行について
@ これまでの進捗は
A 来年度の予定は

3.パートナーシップによるまちづくり
ア.住民自治について
 各自治会が向き合っている地域課題は、各自治体で似通うもの(課題解決の担い手不足等)もあれば、地域性によるものも多く(人口や年齢・世帯分布、地理的要因等)、水平展開できる課題解決方法は多くはない。個別具体的な課題解決への伴走や人材発掘と柔軟に活動できる自治会(市民団体等)と行政の中間支援組織の設置について、研究していただきたいがいかがか。
イ.イメージキャラクター「なまりん」について
 総じて「ゆるキャラ」と呼ばれる、自治体が地域おこしや特産品PRなどのために作ったマスコットキャラクター。吉川市は市の特産品であるなまずをモチーフとした「なまりん」がおり、市内団体の広報や販売を目的とする物品の制作等にデザインが使用され、多くの方に愛されご活躍いただいている。
 市ホームページ上のなまりんデザイン集にあるバージョン増を求める声が届いているが、要望してもよいのか。その際の流れや対応フローがあればご紹介を。
Copyright(c) 2018- 吉川市議会 Yoshikawa City Council. All Rights Reserved.