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通告一覧要旨

会議名
令和5年9月定例会(第4回)
質問日
令和5年9月20日
区分
一般質問
議員名
稲垣茂行 (市民の会・無所属)
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要旨

1.コロナウィルス感染症への対応とポストコロナについて
 この数年、世界を翻弄し続けた新型コロナウィルス感染症。
日本では去る5月8日、「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」へ移行し、社会経済活動や私たちの生活が急速にコロナ禍前の日常に戻りつつあります。
 この3年余、個人をはじめ企業・行政・学校・病院・高齢者施設そして団体などの活動は制約を受け、不自由な中で過ごすことを余儀なくされました。
 このような中、在宅での仕事や学習、会議の開催などは必ずしも一つの場所に集まることなく進められることが実証された一方、対面でのコミュニケーションの大切さや人と人とのつながりの必要性を改めて実感することになりました。また、感染症のパンデミックでは、社会の見えない「空気感」・「強制力」の恐ろしさを改めて知りました。
 この貴重な経験を、国・地方公共団体・産業界、地域・個人・団体はしっかりと受け止め、今後の活動に生かすことが求められていると考え、コロナ対策とポストコロナへの取り組みについて質問をいたします。

1 コロナウイルス感染症対策
@令和5年度秋(9〜12月)のワクチン接種実施計画の概要
・対象者・接種会場・使用ワクチン・運営体制
・医師会との調整内容
A春(5〜8月)接種の実施結果
・実施概況(対象者・接種者数(率)・運営)
・春接種での成果と課題
2 市民からの「受診・相談窓口」対応
・受付件数・相談内容、「埼玉県コロナ総合相談センター」への紹介件数
3 市内感染状況(6月以降)と予防対策
・市内全体
・市役所等公共施設・学校・保育所・高齢者施設等
4 ポストコロナへの対応
この3年間、コロナ禍で市民の生活や意識に変化がもたらされたと感じます。
・「コロナで何が変わった」について、市としての認識と今後の対応
・市政運営での具体的な政策・事業の検討内容

2.総合治水対策について
 吉川市総合振興計画で、「安全・安心のまちづくり」「災害に強いまちづくり」「総合治水対策」が示されてから長い年月が経ちます。
 毎年、施政方針の中でも「治水対策」について述べられていますが、特に吉川駅北口第1排水区及び南中学校周辺の保・栄町地区は未だ抜本的対策が取られず、地区内の内水被害は解決しておりません。
 排水機場や函渠の整備により30年前と比較し、やや改善の兆しが見られましたが、近年の豪雨時には道路や水路の冠水による被害が発生し、地域住民は不安と不自由な生活を送らざるを得ません。線状降水帯の動きによってはゲリラ豪雨による更なる被害拡大につながることも考えられます。
 遅々として進まない「治水対策」に、市民は「怒り」を抑え静かに見守っています。
 そこで、現在進められている「治水対策」の進捗状況と今後の見通しについて質問をいたします。
1【吉川駅北口第1排水区】
@江戸川河川事務所との排水量増加協議経過
A東京電力との協議内容と経過
B技術的課題内容の精査結果
C県との「下水道事業計画」変更の協議経過と結果
D実施時期
E木売落し(悪水路)を2層構造化して雨水を溜める計画に代わり、共保ポンプ場の能力をアップし中川へ放流する計画に変更されたが、その理由・根拠
2【南中学校周辺地区】
@上第二大場川整備の進捗状況
A雨水函渠の整備と清掃状況
3 吉川市の地理的特性や近年のゲリラ豪雨発生状況から、この地区の雨水(内水)対策を河川への放流のみに頼るのは危険ではないでしようか。第1排水区及び南中学校周辺地区についても、治水対策の基本は調整池・調節地を設置し対応すべきと考えますが、市の見解を伺います。
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