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通告一覧要旨

会議名
令和5年3月定例会(第2回)
質問日
令和5年3月17日
区分
一般質問
議員名
大泉日出男 (公明党吉川市議団)
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要旨

パークPFIの導入検討と民間資金の活用について
 吉川市HPに掲載されている市政へのご意見やご要望である「市民の声」の投書と、市からのご回答をここ直近2〜3ケ月分を丁寧に拝見させていただきました。様々な苦情や提案がある中で多くの方が比較的共通して感じていること、それは公園に対する環境不備や運用に対する不満でした。それに対して市の回答は、順次進めてまいりますという主旨の回答でしたが、財源が必要である点は一定の理解がある一方で、市民との交流の場でもあり、本来、安心と憩いの空間である整備が行き届いていない現実は真摯に受け止める必要があると感じております。本年の施政方針でありました、公園再生プロジェクト、吉川第一区画整理地内を整備、更には公園内の防犯カメラの設置もしていただき、この点は公明党も大事であると評価する一方で、稼ぐ視点も重要であると思っております。
 具体的には、近隣市で導入が増えてきている「パークPFI」の導入です。プライベート・ファイナンス・イニシアチブの略で、平成29年度の都市公園法の改正に導入された公募設置管理制度です。公園の敷地にカフェやレストラン、移動販売車や農産物直売所など、これらを誘致し、地代収入で公園の整備や維持管理費の一部を賄うものであります。また、利用料金が発生する公共施設において、行政が施設の所有権をもったまま運営権を民間事業者に委託、売却するというPFIコンセッション方式というのが2011年5月の改正PFI法で導入、実際に下水道事業など老朽化した社会インフラ整備を民間へ委託する例が考えられます。そこでお伺いいたします。
@市が認識している、整備が必要であると予想される箇所は、何か所で、具体的な作業工程はどのくらいの期間を想定されてますでしょうか。また、優先の根拠があれば伺います
A民間事業者の資金や協力を得て公園整備の資金を賄う手法「パークPFI」を仮に検討する場合どのような課題があるのか、同時に効果のご所見を伺います。

ネーミングライツ(命名権)の導入について
 吉川美南駅開発が着々と進む中、まちの価値が益々重要になってきております。新設工事が進む一方で老朽化した建物への管理や維持費も同時に考えなければなりません。安定した歳入確保が必須で全国的に各自治体、様々な工夫もされており、一つの手法としては、「ふるさと納税」や「クラウドファンディング」が紹介されておりました。近年では、地域の民間企業との連携による財源確保が注目されております。その一端がネーミングライツ(命名権)です。施設の名称に企業名や商品名を冠した愛称を付与させる代わりに、ネーミングライツを取得した企業から、対価を得て、施設の運営維持と利用者のサービス向上を図るものであります。そこでお伺いいたします。
@当市でも数回の会議、直近では令和4年1月、平成31年3月、平成29年と行財政改革推進委員会にて討議をされております。その際の課題は何だったのか、ご所見を伺います。
Aよしかわ行財政改革推進プラン(5次よしかわ行財政改革大綱・第一期)令和2年3月発行分では、先進事例を調査・研究するとともに民間企業等からの意見聴取を行いますとありました。
 当市での方向性や展望や見込みがあればご所見を伺います。
B三郷市、戸田市では既に導入済であり、民間の資源やノウハウ等を活用し施設の魅力や市民サービスの向上がなされております。当市でも検討をすべきだと思いますがご所見を伺います。
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