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通告一覧要旨

会議名
令和4年12月定例会(第6回)
質問日
令和4年12月14日
区分
一般質問
議員名
五十嵐惠千子 (公明党吉川市議団)
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要旨

1.子育て応援トータルプランの推進を
 第6次吉川市総合振興計画の第1章.人を育むまちづくり(こども・学び部門)第1節〜第5節には、未来を担うすべての子どもや若者が、豊かな心や未来を切り拓く力を身に付け、健やかに成長できるまちづくりを目指すとして、子育てをトータル的に応援する様々な施策が位置付けられ現在推進されているところです。
 公明党は、今年1月〜2月に全国展開した子育てアンケートや子ども、若者・子育て世代との意見交換などを通して現場の声も伺いながら、11月8日、結婚、妊娠・出産から子どもが社会に巣立つまで、切れ目のない支援策として「子育て応援トータルプラン」を発表しました。今回のプランの特徴は、これまでの少子社会トータルプランに掲げられた「仕事と家庭の両立」「子育て負担の軽減と支援」に、新たに「子ども政策を中心に据えた『子ども真ん中社会』の実現」「男女間の不平等解消」「若者が将来の展望を描ける環境整備」を追加し、この5つを基に、子ども政策全般および働き方や社会保障を見直し「一貫性、継続性、恒久性、体系性が国民から見えるようにすることが少子化を食い止める」と同プランの意義を強調しています。
@本市の主な施策の現状と課題についてお伺いします。
A現状と課題を踏まえ、今後についてのお考えがあればお聞かせください。また、本市も子育て家庭が理解・相談しやすくなるよう、ライフステージや子どもの年齢等に応じたトータルプランを新規事業追加も含め、さらに拡充すべきと考えますが、ご見解をお伺いします。
B公明党が発表した「子育て応援トータルプラン」に掲げる政策の一部を先行的に実施するとして、妊娠期からの伴走型相談支援と妊娠・出産時に計10万円相当を給付する経済的支援事業が政府の総合経済対策に新規事業として盛り込まれました。「出産・子育て応援交付金」の円滑な実施に向けて、本市はどのように認識し実施されるおつもりか、お考えをお伺いします。

2.子宮頸がん予防対策のさらなる推進を
 子宮頸がんの発症予防を目的としたHPVワクチンについて、本年4月より、定期接種対象者への積極的勧奨が約9年ぶりに再開されました。昨年の12月議会一般質問にて、個別通知で周知徹底を要望させていただいたところ、コロナ禍対応で大変な中、速やかに対象者へ郵送通知を実施してくださいました。本市の迅速な対応に改めて感謝申し上げます。
@子宮頸がん予防ワクチンの積極的勧奨再開に伴うこれまでの対応と直近までの接種率、市民からの反響がありましたらお聞かせください。
A現在、定期接種やキャッチアップ制度で使用できるHPVワクチンは2価ワクチンと4価ワクチンですが、これらのワクチンよりも高い感染予防効果があるとされる9価HPVワクチンについて、厚生労働省は来年4月1日から無料接種を行う方針を決定しました。従来のワクチンよりも高い感染予防効果があるとされる9価HPVワクチンが加わることは大変喜ばしく重要な事と考えます。そこで、9価HPVワクチンの効果や安全性、定期接種化に伴う本市の対応についてお考えをお伺いします。また、この情報についても対象者全員に個別通知し、4月1日からは効果が高い9価HPVワクチン接種を選択していただけるようにすべきと考えますが、本市の周知方法についても併せてお伺いします。
B子宮頸がん検診率向上のため、府中市は本年度中に23、24歳になる女性に対し、子宮頸がんなどの主な原因となるHPV感染の有無を自宅で調べられる簡易キットを7月末まで無料で配布したとの報道がありました。本市の昨年度の年齢ごとの検診受診率をお聞かせください。また、本市も検診率の向上を目指し、若い女性の命を守る検診のきっかけにもなる「簡易キット無料配布」を検討すべきと考えます。ご見解をお聞かせください。

3.帯状疱疹ワクチン接種への助成を
 帯状疱疹は、過去に水痘に罹患した者が、加齢や過労、ストレスなどによる免疫力の低下により、体内に潜伏する帯状疱疹ウイルスが再び活動し発症します。
 原因となるウイルスは、日本人成人の90%以上の方の体内に潜んでいて、50歳を境に発症率は急激に上昇し、60歳代から80歳代でピークを迎え、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になると言われています。最近、テレビのCMや病院での周知により、「帯状疱疹はワクチン接種で予防することができる」という認知度が高まっているようで、市民からのお問い合わせが増えています。
@当市は、帯状疱疹ワクチンの効果やリスクをどのようにお考えかお伺いします。
A帯状疱疹の痛みには個人差があるようですが、多くは最初、皮膚に針で刺されたような痛みや焼けるような痛み、神経痛のような痛みで発症し、その後、水膨れを伴う赤い発疹が帯状に現れ、徐々に痛みが強くなり、眠れないほど痛む方もいらっしゃいます。そうしたことから、できれば予防のためにワクチン接種を打ちたいと検討している方も少なくありません。
 しかし、帯状疱疹ワクチンの接種費用は生ワクチンで1回約8,000円程度、不活化ワクチンは1回約2万2,000円程度と高額で、しかも2回接種しなければなりません。また、人によっては、接種前に検査も必要ということで接種を諦める高齢者も少なからずいらっしゃいます。帯状疱疹による神経の損傷によって、その後も痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる合併症に加え、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などを引き起こし、目や耳に障害が残ることもあるといわれている事から、既に一部助成を実施している自治体もありますが、本市においても「予防接種費用を一部助成してほしい」と多数の市民からご要望をいただいています。一定の年齢以上の希望する市民へ帯状疱疹ワクチン接種の一部助成をすべきと考えますが、ご見解をお伺いします。
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