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通告一覧要旨

会議名
令和4年12月定例会(第6回)
質問日
令和4年12月14日
区分
一般質問
議員名
中嶋通治 (自由民主党吉川市議員団)
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要旨

ジェンダーレス水着の導入について
 昨今、性別にとらわれないジェンダーレスの動きが教育現場に広がる中、学校の水泳授業向けに、男女同じデザインの「ジェンダーレス水着」を東京都内のメーカーが開発し、生まれた時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダーの人への配慮のほか、「体形や肌を見せたくない」といった悩みにも応えるスクール水着として注目を集めております。
 同メーカーによると、令和4年の6月に「男女共用セパレーツ水着」を発売したとのことです。男女共通の形はスクール水着業界初であり、紺色の長袖上着とハーフパンツの上下セットで、胸や腰などの部分にゆとりを持たせ、男女の体形の違いが目立たないようになっております。
 肌に密着しないデザインでも泳ぎやすくするため、ハーフパンツには撥水加工を施し、腰付近に空気の抜け穴を設けたとのことです。
 開発の背景には、学校現場におけるジェンダーレス化の動きがあるようです。
 当市においても、2020年(令和2年)4月に市内4番目の中学校として開校した吉川中学校では、「性別に関係なく、誰でも自由に選べる制服」を目指し、ジェンダーレスの制服の採用に至ったことは、記憶に新しいところです。
 こうした「制服がスカートやスラックスを自由に選べたり、体操着が男女共通化したりする中で、スクール水着は性差があらわになるデザインが多い」との声が届いており、また数年前からトランスジェンダーの生徒に対応した水着の相談が同メーカーにも寄せられていたとのことです。
 今年は東京都と兵庫県の公立中学校の計3校が、従来の水着と選択できる形で導入したと聞き及んでおります。1学年の約半数の生徒が「男女共用」を選んだ学校もあるとのことです。
 6月以降、さまざまなメディアで取り上げられ、来年に向け100校以上が導入を検討しており、今年分はすでに在庫がなく、来年に一般向けのオンライン販売も予定しているようです。
 以上、このような状況を踏まえ、以下の質問をさせていただきますので、市の見解をお伺いします。
@ 小中学校における水泳授業の実施期間と実施回数
A 水泳授業の実施にあたりスクール水着の指定の有無と現状
B 学校現場からの性的少数者(LGBTQ)の生徒に対応できる水着への相談の有無。
  相談があった場合は、その内容と対応。
C さまざまな悩みで水着を着ることに抵抗がある児童・生徒が、水泳の授業に楽しく前向きに参加できるよう、選択肢の一つとしてジェンダーレス水着の導入のお考えは。
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