通告一覧要旨

１．新型コロナウイルス感染症「第６波」への取組みについて
　2022年１月以降、新たな変異株「オミクロン株」による「第６波」の感染が全国で急拡大しています。２月２１日現在、３５都道府県に「まん延防止等重点措置」が適用され、飲食店の営業時間短縮やイベントの開催、人流抑制への要請が再び出されています。
　当市でも新規感染者が１日で１００人を超える等、かつてないスピードで広がりを見せ、子ども達への感染で小中学校での学級閉鎖や幼稚園・保育所等の休園も発生しています。
　「オミクロン株」は「デルタ株」と比べ、重症化しにくく入院のリスクは低い。と言われていますが、桁違いに感染力が強く、ワクチン接種をしていても感染することがあります。
　市民の多くは、この「第６波」がいつ頃収束へ向かうのか。感染し重症化した時に入院し治療を受けられるのか。自宅療養時の支援体制は整っているのか。その間、家族の生活や仕事は大丈夫なのか等の不安を抱え心配をしています。
　政府は昨年１１月に決定した「第６波」に向けた総合対策の中で、医療提供体制の強化、ワクチン接種の促進、治療薬の確保、日常生活の回復と経済対策を掲げ、「最悪の事態に備えた準備を進める」として、取り組んできました。しかし、想定を超えた感染拡大の高止まりの中、まだ明確なピークアウトは確認できません。
　そこで、市内感染者や３回目ワクチン接種の状況および感染拡大防止と収束へ向けての取り組み、国の総合対策に連動して実施される事業等について質問をいたします。
（感染状況と３回目ワクチン接種・自宅療養者支援等）
１　「第６波」市内感染状況（感染者数・年代・症状・感染経路等）。「第５波」との違い
２　３回目ワクチン接種の実施状況と今後の予定（接種率・対象者・スケジュール・副反応等）
３　接種率向上の具体的施策。エッセンシャルワーカー等への優先接種の考え方
４　５歳〜11歳、12歳〜17歳への接種について。考え方と実施計画
５　自宅療養者情報提供協定に基づき、これまでに市が実施した支援者数と支援の内容
６　１月からの市内「自宅療養者数」および「救急搬送」の実状。今後の見通し
７　情報提供の拡充（市内・近隣市感染状況、感染時の対応、医療体制等）
８　PCR 検査実施状況

（小中学校等）
１　小中学校・幼稚園等での感染状況と感染予防対策。「要観察者」、「学級閉鎖」等への対応。
　　「抗原検査キット」の利用状況。学校行事や部活動への対応
２　保育施設、高齢者施設等での感染状況と対策。「抗原検査キット」の利用状況

（日常生活の回復と経済対策）
１　公共施設の利用基準の見直し、各種イベント開催の考え方
２　ワクチン接種証明書の利活用について
３　対応事業支援補助金や事業発展支援補助金、住民税非課税世帯・子ども・学生への給付金等の実施状況と新たな振興策の考え方
４　市「独自支援」の考え方と想定する支援内容
５　コロナ対策に係わる会計年度任用職員の業務内容と数（令和３年度）と次年度の考え方