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通告一覧要旨

会議名
令和3年12月定例会(第7回)
質問日
令和3年12月14日
区分
一般質問
議員名
岩田京子 (市民の会・無所属)
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要旨

1)食料システムについて
食料システムとは食の調達・生産・加工・流通及び消費の一連の活動のことを言います。
この食料システムから世界の温室効果ガス排出の3分の1が排出されていて、食料システムの変革により森林破壊や貧困・飢餓はもとより、児童労働など公正な社会解決にも寄与するといわれています。科学者らは食料システムの変革はSDGsの全ての解決に繋がると認めています。9月にニューヨークで開催された食料システムサミットにおいても、食料システムの改革はSDGsの多くの項目の達成に必要不可欠だと確認がされたところです。
そのことを踏まえ、改めて質問いたします。
@ 農林水産省の「みどりの食料システム戦略」の中で、SDGsウエディングケーキについて「自然資本から生み出される様々なものを活かすことで、私たちの社会は成り立っており、自然資本を持続可能なものにしなければ他のゴールの達成は望めない」とはっきりと書かれていますが、吉川市の見解を改めてお聞きします。
A 「今まで通り(Business as usual)」から脱却し、社会変革が求められています。
農業の変革のキーとして地産地消、有機的な農業(化学肥料・化学農薬の削減)、カーボンニュートラル、イノベーションがキーだと思いますが、市のお考えは。
B 学校教育における食料システムに関するESDについて。昨年のミートフリー献立の提案時に、教育から始めるための前向きな検討をするとの答弁をしていますが、その後の進展は。
C 食料システムを考慮した学校給食の献立について。
D 職員や市民に対する食料システムに関する啓発について。

2)吉川美南駅周辺土地区画整理事業の環境影響評価に基づく環境保全措置について
環境影響評価制度は、規模が大きく環境に著しい影響を及ぼすおそれのある事業の実施前に、事業者自らが事業に係る環境影響について評価を行うことなどにより、環境の保全について適正な配慮がなされることを確保するための仕組みであり、現在及び将来の国民の健康で文化的な生活の確保に資するため、極めて重要な制度です。当事業地における環境保全措置は、残存を検討するも、困難なための代替措置であります。事後評価のものもありますが、事後予測含め、現状確認を求めます。
@ 緑地が事業区域内に17.4%創出される予定となっています。この緑地は鳥類や昆虫などの生息場所の代償措置です。公園や参入事業者における代替措置実施計画について、どのような取り組みがされる予定になっているか。
A 事業地区内の湿地環境の創出は、鳥類や水生昆虫などの生息環境を創出するための代償措置です。その進捗状況は。
B 当エリアには408種類の植物が生息していて、重要種が16種類確認されています。その中でも、このエリアにのみ生息がみられた希少種6種類(シロバナサクラタデ・タコノアシ・ヒメミソハギ・マツカサススキ・タタラカンガレイ・キタミソウ)については、湿地を生息場所とし、区域内に創設する調整池内に移植するよう代替処置が示されています。
  キタミソウについては、そこでは生息が困難と想定されるため、区域外の適地への移植も検討するように示されています。どのような措置が行われているのでしょうか。
C 移植活動について、市民参画の視点は考えられているのでしょうか。

3)豊かな水辺の環境を保全するための吉川市の努力は
吉川市においては長年「水と緑のまちづくり」をうたってきています。平成28年度より「川まつり」を実施し、市民に水辺に親しんでもらう企画を繰り広げてきました。吉川市総合振興計画の中でも「豊かな水と緑に恵まれた自然環境を保全し、自然と共生した持続可能なまちづくりをめざす」とあり、それには与えられた地理的条件の恩恵だけではなく、市の努力による保全が求められていると思います。
@ 「豊かな水に恵まれる」とは、どのような状態を示しますか。
A 吉川市内の水辺における環境配慮は。その場所の把握とその活用について。
B 今後の水辺における環境配慮について、市の見解は。
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