通告一覧要旨

１．新型コロナウイルス感染症対策について
　新型コロナウイルス感染症の感染拡大は「制御不能」状態となり、感染者が全国で急増しています。感染者は連日２万人を超え、重症者が中等症向け病院にまであふれ自宅療養者も急増しています。
　感染者の検査・確認、感染経路、濃厚接触者等の調査及び重・中等・軽症を判断して入院・ホテル療養・自宅療養等の指示は所轄保健所（県調整本部）が行うことになっています。しかし、感染者の急増でこれらの業務が適切にされていません。
　また、「自宅待機者」の症状が急変し救急車を呼び搬送を依頼しても、病院が満床で搬送されず車内に長時間留まったり自宅で亡くなるケースが伝えられています。
　市民の間からは「吉川は大丈夫か、どうなっているのか」や、自分や家族が感染して「自宅療養」になった時はどうしたらよいのか等、「不安の声」が届いています。
　そこで埼玉県及び草加保健所管内の医療体制について、そして吉川市としての感染拡大対策と感染症収束へ向けた取り組み等について提案を交え質問をいたします。

１　埼玉県内医療体制の現状と体制強化の取り組み。吉川市内の感染状況と医療体制の現状
２　市内「自宅待機者」の救急搬送の現状
３　「自宅待機者」への支援体制（保健所・吉川市）
４　感染拡大の具体的対策と収束への道すじをどのように考えているのか
５　「ワクチン接種」の実施状況と完了予定の見通し（接種対象者と接種率・ワクチンの供給・予約受付・会場運営・副反応等）および接種記録システム（ＶＲＳ）への入力状況
６　市は何をなすべきか
市民の不安を解消するため、正しい情報の提供と市民の命を守る具体的対策を早急に実施していただきたい。
�@情報提供の拡充（市内・近隣市感染状況、感染時の措置、医療体制）
�A「自宅待機者（入院先調整中含む）」への支援
●食事〈弁当等〉提供・食料品の配布
●パルスオキシメーターの貸し出し
●在宅酸素投与支援、酸素ステーションの設置（消防署・病院等）
●医師・看護師等による相談・見守り
●市内病院・クリニックでの軽症患者受け入れ（独居高齢者・シングル世帯・障がい者等）
�BＰＣＲ検査の拡充
�Cワクチン接種率向上の具体的施策
�D三密回避と行動制限の具体的施策