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通告一覧要旨

会議名
令和3年6月定例会(第4回)
質問日
令和3年6月16日
区分
一般質問
議員名
遠藤義法 (日本共産党吉川市議員団)
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要旨

1.関公園は親しみのある公園に改修されたか
1.公園再生プロジェクトの最初の取り組みとして関公園が整備されました。「桜の公園」として住民説明会の意見も取り入れながら進めてきましたが、当初の計画・目的が達成されたのか具体的に伺います。
(1)計画当初予算(年度合計)と決算額はいくらで、不用額は。
(2)住民説明会で出された意見などを含め、グランドデザインが示されました。
そのなかで@老朽化したトイレをユニバーサルデザインの使いやすいトイレに改修。Aログハウスに代わり、周囲を見通せる四阿の設置。B小さな子どもも遊べる砂場の設置。C健康遊具の設置。これらは実施されていません。設置・改修しなかった理由と今後の計画は。
(3)公園内を回遊できる園路は整備されましたが、園路は波を打ち、雨の後何カ所も水たまりができています。排水溝、緑地に流すなど傾斜をつけるのが当然だと考えます。設計図通り工事は実施されたのか、検査結果等伺います。
(4)ASE遊具が構想の途中から追加、設置されました。コロナ禍の中で活用できないことは理解できますが、利用目的、利用内容、指導員の確保、費用など利用規定をお聞きします。
(5)公園を改修して親しみのある公園をめざすとしていましたが、当初の目的は達成されたのか。住民の意見や利用状況を伺います。

2.市が率先して温暖化対策を
 地球温暖化対策として政府は、温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロの目標を掲げました。吉川市含め5市1町で「ゼロカーボンシティ共同宣言」を行い、今後再生可能エネルギーの利用推進、廃棄物の削減、普及啓発などを共同で取り組んでいくとしています。吉川市として「吉川市環境保全指針」の改定、「吉川市エネルギービジョン」の策定で環境施策の推進に当たる計画が示されました。具体的な今後の推進項目、独自計画をまず伺います。
具体的項目として
(1)市民1人当たりの「家庭排出ゴミ」の推移、事業系ごみの排出量の推移、他自治体との比較はいかがですか。
(2)全国的にごみ問題への住民意識の低下が環境省の統計で示されています。吉川市ではどうでしょうか、市の認識は。資源循環に対する認識を広める活動などを積極的に位置づけ・促進する具体策が必要と言われていますが、市の取り組みと考え方は。
(3)プラスチックごみの焼却とリサイクルの取り組みについての考え方と推進策、環境に与える影響はどう変わりますか。
(4)東埼玉資源環境組合における分担金・平等割の見直しをすることで、より搬入量の減量を各市町が位置付けることになると考えます。また、各市町の1人当たりの分担金の平等性も確保されます。組合議会や理事会の動向、市の取り組みについて伺います。

3.住民サービス向上のためのデジタル化を
 デジタル関連法案が5月国会で可決されました。デジタル化により、便利になる部分もあると考えますが、考慮すべき点もあります。市の対応では、デジタル社会形成基本法で国と「情報システムの共同化・集約の推進」が掲げられ、自治体情報システム標準化法では、国が決めた基準に適合したシステムの利用が義務付けられています。法案が可決されたばかりですが、国会論戦など把握していると思います。基本的な点について伺います。
(1)国会では、「自治体の政策判断を制約するものではない」と大臣が答弁しています。市は、国の基準に合わせたシステムの利用義務のなかで、市独自の施策が実施できると認識していますか。できる場合、できない場合の法的根拠を示してください。
(2)行政サービスにおいて、デジタル技術を使える人と、使えない人の間でサービスに格差が生じてはいけないことは当然です。窓口での相談などサービスが選択できる対応が求められています。今後の考え、対応を伺います。
(3)新システムへ移行する費用はすべて国庫補助対象になると考えてよいか。セキュリティ対策や技術対応なども、デジタル庁が示したガバメントクラウドを利用することになるのか。
(4)市が独自に制定する個人情報保護条例は「いったんリセット」(大臣答弁)し、共通のルールを設定したうえで、法の範囲内で独自の保護措置を最小限で認めるとしています。最小限の許容範囲とは何か。
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