通告一覧要旨

１．新型コロナウイルス感染症対策について（ワクチン接種を中心に）
　政府は５月２８日、東京・大阪など９都道府県に発令中の緊急事態宣言を５月末から６月２０日まで再延長することを決めました。また、宣言に準じる「まん延防止等重点措置」についても、埼玉・千葉・神奈川など５県への適用が延長されました。
　コロナ禍の長期化は経済活動に大きなダメージを与え、経営の深刻化により雇用・所得そして消費回復が進んでいません。全国の休業者は３月末で２２０万人になりました。また宣言の長期化で、人々の生活は自粛疲れが目立ち宣言の効果が薄らいでいます。
　新規感染者数は、減少傾向にはあるものの高止まりの状態が続き、北海道、沖縄では急増しています。
　こうした中、菅首相はワクチン接種の加速化を図るため「１日１００万回」接種を掲げ、６５歳以上の高齢者への接種を７月末完了目標とし、自衛隊による大規模接種を指示しました。大規模接種は５月２４日から東京・大阪会場で始まっています。さらに全国の市町村１，７４１自治体に対し、総務省を通じ接種を加速化するよう促しています。
　当市では４月３０日、８０歳以上の市民４，５６０人へ接種券を発送し、５月２１日〜６月１０日に第１回接種が行われました。続いて５月２０日、７８・７９歳１，５６２人、２６日には７２〜７７歳５，６７７人へ接種券を送付しました。接種予約期間は６月１１日〜７月１日となっています。いよいよ当市でも「ワクチン接種」が動き出しています。
　新型コロナウイルス感染症対策の切り札である、「ワクチン接種」を出来るだけ早く、より多くの市民に接種をお願いし、収束へ向けた歩みを確実にしたいと考えます。そこで、接種受付体制と接種会場運営の状況、これまでの接種状況と今後の予定、接種率向上及び接種加速化へ向けた取組み等について提案を交え質問をいたします。
１ 接種予約受付体制と接種会場の状況（コールセンター・副反応・トラブル）
２ これまでに接種した対象者、人数、接種率
３ 今後の接種予定（対象者・完了までのスケジュール・国の目標に対する見解）
４ 「余りワクチン」有効活用の取組み（キャンセル対応）
　特定グループへの接種・一般からの公募・優先順位作成等
５ 「接種率向上」の促進策
６ ワクチン接種体制の拡充について
　接種方法（集団・個別）、接種会場・場所、打ち手
７ 市民への情報提供の拡充
　感染時の措置と対応、感染者情報（現在の人数、重軽症者と入院・療養ホテル・自宅待機者の内訳、感染経路等）、病床率、保健所及び市の支援体制、ワクチン接種状況等

２．危機管理課送別会について
　３月２６日、危機管理課職員１１人のうち当時の課長ら９名が、飲食店で午後６時から９時まで送別会を開催。さらに８人が深夜０時まで２次会を行ったという。
　市は４月１２日、このことを発表。翌１３日の新聞に送別会の概要が掲載されました。
　中原市長は「率先して感染拡大防止に取り組むべき市職員として不適切な行為。全職員に綱紀粛正を徹底し再発防止に努める」とのコメントを発表した。とあります。
　送別会についてプレス発表を行う旨の報告は受けましたが、今回の不祥事についてこれまで議会・市民に対し明確な説明、報告がありません。
　そこで送別会の調査概要、処分内容、再発防止策等について改めて質問をいたします。
１ 新聞報道（読売・朝日・埼玉新聞等）の内容に誤りはないか
２ 「送別会開催」についての情報は、何時・どこから・どのように把握されたのか
３ 事実関係の確認はどのように行ったか。他部署では同様の「送別会」は開かれていないのか
４ 職員に対する処分の内容とその根拠及び決定機関
５ 具体的再発防止策
６ 市長としての責任をどのように考えているのか