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通告一覧要旨

会議名
令和3年6月定例会(第4回)
質問日
令和3年6月14日
区分
一般質問
議員名
小野潔 (公明党吉川市議団)
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要旨

1.新型コロナワクチン接種について
 新型コロナ感染症対策への希望の光ともいうべきワクチン接種が全国的に進められております。菅総理の7月末までに「希望するすべての高齢者への接種」を終えたいとの強い決意の下、自衛隊による大規模接種会場の運営・推進、全国都道府県による大規模接種会場の設置・推進、当市におきましても高齢者向けワクチン接種が進められているところであります。アメリカやイギリス、イスラエルといった先行してワクチン接種を推進した国の状況が報道等で行われています、コロナ禍前の生活に段階的ですが戻りつつあります、また社会経済活動も活発に行われつつあります。日本もスピード感を持ちワクチン接種が進めば、年内にも欧米諸国のような社会経済活動が行えるようになると提言している識者もおります。そこでこの重要なワクチン接種の当市での現状、課題、今後についてお伺いいたします。
@質問通告の段階での報道では、全国の中には医療関係者の2回目のワクチン接種が終わっていない自治体があるとされています、当市での医療関係者の接種状況はいかがですか。
A高齢者接種について5月12日より予約開始、5月21日より集団接種開始とのスケジュールで進められています。6月14日からの一般質問時での直近の接種状況、予約状況について教えてください。
B菅総理の7月末までにとの決意について当市での見通しについてはいかがですか、具体的に教えてください。
C政府ではワクチン配布量を計画的に行っている、「ファイザー製は1億4千万回分を現在確保しているので、まず高齢者3600万人分はいきわたります」、5月21日にモデルナ製(国・県大規模会場用)、アストラゼネカ製も公的接種には使用しませんが承認がされました。ファイザー製、モデルナ製合わせて2億4400万回(1億2200万人分)接種対象者16歳以上の人口約1億1000万人を上回ります。これによりワクチン供給量が計画的に行なわれます。
 無料接種するワクチンであります、キャンセル等で余ったワクチンを廃棄するわけにはいきません。政府では各自治体に工夫をして欲しいとしています。現在当市ではキャンセル待ち申請者への接種体制を行っていますが、現在までの余ったワクチンの接種状況について教えてください。また今後、基礎疾患者、一般者へと続いていきますが、余ったワクチンをどのように効果的に、有効的に接種されて行かれるのかお伺いいたします。
D7月末を目途に高齢者の接種が終わったあと、基礎疾患のある方、一般の方へと接種が進んでいくと考えます、厚生労働省は5月27日、65歳以下の高齢者以外の方へ接種券の発送を、6月中旬を目途にと促しています。様々な角度からシミュレーションをしておくことが重要かと思います、お答えできる範囲でご答弁お願いいたします。

2.孤立・孤独対策について
 新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長引く中、子どもや若者、女性の自殺が増え、DV・虐待、うつ・ひきこもり、孤独死など社会的孤立の問題は深刻化しています。また、既存の制度の狭間で新しい生活困難層が増え、地域には帰属先を失った人々の孤立が広がっています。
 社会的孤立は様々な問題を生み出すだけではなく、健康悪化や経済の不安定化、社会保障給付費の増大等社会に大きな影響を及ぼすことが懸念されています。公明党はこれまでも社会的孤立の問題に取り組んできましたが、コロナ禍において更に深刻化している実態を把握し、迅速に国・地方で対策を講じていくため、2月16日、公明党内に社会的孤立防止対策本部を立ち上げ、3月14日から4月末まで全国各地で社会的孤立の実態や孤立防止のための方策について、NPO等民間団体等からヒアリング調査を実施しました。政府においても2月19日、内閣府に孤立・孤独対策担当室を設置して担当大臣を置くという対策に力を入れております。そこで以下について質問致します。
@長引くコロナ禍で深刻化する生活困窮者への支援、緊急小口資金、住居確保給付金、また雇用を守る雇用調整助成金等が6月末で期限となりますが、政府では延長を検討しています。当市に於ける緊急小口資金、住居確保給付金の申請状況と生活保護の現状と動向についてお伺いいたします。
A社会福祉法の改正により、重層的支援体制整備事業が創設されました。背景として地域住民が抱える課題が複雑化・複合化しており、子ども・障がい・高齢・生活困窮といった分野別の支援体制では、複雑・複合的な課題や狭間のニーズへの対応が困難になっている現状に対応するためです。国では市町村が実施するに当たり必須事業ではなく手上げによる任意事業としていますが今後義務化も想定されます、当市の取組みとお考えについてお伺いいたします。
B先日、公明党吉川市議団と吉川市社会福祉協議会と意見交換会をさせていただきました、孤立・孤独対策には欠かせない重要な機関であります。社協では令和1年度〜令和5年度までの5年間を「吉川市社会福祉協議会強化・発展計画」として定めています。社会福祉協議会への支援の状況と今後についてお伺いいたします。
C第3次吉川市地域福祉計画が本年度でおわり、現在第4次吉川市地域福祉計画策定を行っていることと思います。第6次総合振興計画との兼ね合いもあると思いますが、どのような視点と理念で策定に当たられているのかお伺いいたします。
Dひきこもり、自殺、孤独死対策の現状と課題、今後についてお伺いします。
Eいじめ、不登校対策について、代表質問でもお伺いいたしましたが、「勇者の旅」不安解消プログラムの実施について「昨年度はコロナ禍でできなかった今年度は実施予定としている」とお答えをいただきました、状況についてお伺いいたします。またこの「勇者の旅」は「自分で不安を取り除く力を身に着ける」という目的で作られたテキストと聞いています。それと同時に児童・生徒の心の不調の早期発見、早期予防をする、生徒がタブレットを使い朝学校でまずタブレットを開き現在の気分を晴れ、曇り、雨等のお天気マークをクリックするというアプリ。生徒・児童一人一人の心の状態を長期間把握して、教員、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーへの相談に結び付けていく。「スクールコンケア」というツールがあります。このようなシステムを導入し、いじめ・不登校対策としてはと考えますがいかがですか。

3.中川堤防(木売〜高久間)のかさ上げについて
 昨年の9月議会で取り上げさせていただいた中川堤防の嵩上げですが、国の令和2年度第3次補正予算で1.5メートルの嵩上げが予算化され、令和3年度中に工事完了予定との話を聞きました。市では国交省江戸川河川事務所よりどの様に聞かれているかお伺いいたします。
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