現在位置 :トップページ通告一覧 › 通告一覧要旨

通告一覧要旨

会議名
令和3年3月定例会(第2回)
質問日
令和3年3月18日
区分
一般質問
議員名
五十嵐惠千子 (公明党吉川市議団)
録画配信を表示

要旨

1.住まいと暮らしの安心を確保する住居支援の強化を
 住まいは生活の重要な基盤であり、全世代型社会保障の基盤です。しかし、空き家等が増える一方、高齢者、障がい者、低所得者、ひとり親家庭、外国人、頻発する災害による被災者への対応なども急務となっています。また、新型コロナウイルスの影響が長期化する中、家賃や住宅ローンの支払に悩む人が急増しており、住まいと暮らしの安心を確保する居住支援の強化は、待ったなしの課題であると考えます。
@コロナ禍において全国的に生活困窮者自立支援制度における住居確保給付金の利用が爆発的に増えていますが、本市における申請件数並びに支給決定件数をお聞かせください。
A住宅確保給付金の支給期間終了後、現在より低廉な民間賃貸住宅や公営住宅に移る、生活保護を受給するといった選択肢がありますが、公営住宅という選択肢は極めて限定的です。また、生活保護をどうしても受けたくないという方もおられます。こうした現状に対応するためには、第三の選択肢として、セーフティネット住宅制度の活用が可能と考えます。埼玉県賃貸住宅供給促進計画に、「県は、市町村における住宅セーフティネットの強化を促進するため、安心ネットワークへの未加入市町村に対して加入を働きかけるとともに、市町村の福祉部門などの住民生活に密接に係わる施策と連携し、住宅情報や生活支援策などの情報も提供できるよう市町村居住協議会の設置を支援します」とありますが、当市は、県の安心ネットワークに登録されている物件数を把握されていますか、また、当市にも居住協議会が設置され、こうしたセーフティネット住宅情報を市民へ提供されているのかどうかお聞かせください。
B新年度予算に関する厚生労働省の概算要求には、今年度の補正予算で措置された「生活困窮者等への住い・定着支援」が盛り込まれています。これは居住支援法人などが生活困窮者支援の窓口と連携しながら、入居に係るマッチングなど居住支援を進めるための事業です。また、国土交通省は新年度の概算要求において、「家賃低廉化制度」の補助限度額を拡充し、住宅支援を強化するとしています。当市も住宅支援強化の観点から、住宅部局と福祉部局が連携し、こうした生活困窮者の住宅支援事業に取り組んでいただきたいと考えますが、ご見解をお聞かせください。

2.ペットと共生するまちづくりを
 総務省の発表によると、平成30年4月1日現在における子供の数(15歳未満人口)は、前年に比べ17万人少ない1,553万人で、昭和57年から37年連続の減少となり、過去最低となりました。片や、犬猫の飼育頭数合計は、平成30年度では1,855万頭と子供の数を大きく上回っています(一般社団法人ペットフード協会調べ)。少子化の続く日本では15歳未満の子供の数に比べ、ペットの数のほうが多くなっている現状で、ペットが与える大きな癒し効果から、今後もペット飼育意向は増加傾向との調査結果もあります。当市においても同じような傾向があると予測されますが、街中では、昼夜問わず犬を散歩させる方や公園で遊ばせている方をよく見かけます。片や、犬・猫アレルギーをお持ちの方や飼い主のマナーの悪さを指摘する市民の方々から様々なご意見・ご要望もいただいています。以下、お伺いします。
@市内にいる犬・猫の数は市としてどれぐらいと認識されていますか。また、ペットに関する苦情件数と主な内容をお聞かせください。
A近年の地域猫・さくら猫活動実績と今後の取組みは。
B吉川ワンだふるクラブへ加入されている人数と課題、今後の取組みは。
B市内に犬をノーリードで遊ばせられる公園がありますか。
D災害発生時、ペットが飼い主と同行避難できる避難場所は。また、災害時のマナー周知は。
E市内へのドッグラン設置を長年要望していますが、改めて設置についてのご見解を。

3.新型コロナウイルスワクチン接種について
 2月5日に開会された臨時議会では、新型コロナウイルスワクチン接種事業等に関する令和2年度吉川市一般会計補正予算が上程され、全会一致で可決されました。その前日、全議員へ担当部局から当市の予防接種体制について、「現時点」との前置きがありましたが、概要の説明もいただきました。その後、2月17日からは全国で医療従事者向け先行接種が行われたり、ワクチン供給が世界的にひっ迫している報道等が流れたりする中、現場では、走りながら接種体制を作りあげていただいていることとお察しいたします。そこで、説明会での内容を踏まえながら、市民からの疑問・心配されている声もいただいていますので、以下、お伺いします。
@2月4日の説明会から変更・確定した点は。
A十分なワクチン供給量が見込めないため、高齢者への接種予定がより遅くなる可能性が出てきましたが、高齢者へのクーポン券・予診票の郵送時期は。
B市民にとって、接種の入り口は予約です。特に4月から始まる予定の高齢者向けでは、固定電話をお持ちの方が多いかと思われます。当市はコールセンターを設置し予約を行うとしていますが、それでも混み合い電話が繋がらない事態が発生する可能性もありますので、自動予約できるロボットコールセンターが望ましいと考えますが、どういったセンター整備か。また、予約受付だけでなく、様々なお問い合わせもあるかと思いますが、その対応も可能か。
C基礎疾患を有する者の範囲が示されていますが、アレルギーをお持ちの方も含め、ここに掲載されていない疾患をお持ちの方も多いと考えます。会場での予診票チェックや記入漏れチェック、医師による予診には丁寧な対応で時間を要する事が予測されます。その対応は。
D接種後の状態観察では、何が起きるか、大体の予測はされていると思いますが、対応は。
Eワクチン接種の体制に欠かせない、エピペン、不希釈用シリンジ、脱脂綿、消毒液などの在庫が不足気味との報道がありますが、当市の状況は。
F当市では、施設巡回接種や訪問接種を行ってくださいますが、実施の際の体制と、予防接種台帳等への記録は。また、かかりつけ医で接種したいと希望される高齢者もいらっしゃいますが、検討は。
Copyright(c) 2018- 吉川市議会 Yoshikawa City Council. All Rights Reserved.