通告一覧要旨
- 会議名
- 令和3年3月定例会(第2回)
- 質問日
- 令和3年3月17日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 赤出川義夫 (自由民主党吉川市議員団)
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要旨
交通安全対策について
昨年、吉川市で発生した交通事故での死者数は4人と、令和元年より3人増加しました。市内において、令和2年10月から12月の3カ月間で交通死亡事故が3件発生したため、埼玉県知事から昨年12月25日付けで3か月間「交通事故防止 特別対策地域」に指定されました。
警察庁が発表した資料によると、令和元年に発生した交通事故の死者3215人のうち、約4割が歩行中の死者であり、さらに歩行中死者の約7割が高齢者。そのうち約6割は、歩行者側に法令違反がありました。事故原因の多くは、車両通過の直前・直後の横断、横断歩道以外の横断、信号無視などが原因となっています。
車両を運転するドライバーと歩行者の両者が、より安全を意識して交通ルールを守らなければ、交通事故を減らすことはできないと考えます。
1. 市では、市長を本部長とする「吉川市交通事故防止特別対策本部」を設置し「吉川市交通事故防止特別対策推進計画」を策定し実施していますが、これまでの交通事故防止に対する取り組みと今回策定した、「吉川市交通事故防止特別対策推進計画」との違いについて伺います。また「交通事故防止 特別対策地域」と指定された後の、死者数増加の対策及び取り組みについて市の見解を伺います。
2. 私が小学生の時に交通安全指導の集会において、校庭で車がダミー人形を跳ね飛ばす衝突実験を見て衝撃を受けた覚えがあります。現在、市内の幼稚園・小学校等で衝突実験は実施されているか伺います。
災害対策について
1. 令和3年2月13日深夜発生した東北の地震では、建物、ブロック塀等倒壊した映像が翌日のニュースで流れ、いつ自分たちの身に起きてもおかしくないと思わされました。
また、震度6強を記録した福島県相馬市では、地震発生後1時間で避難所を開設したと報道されました。当市での災害時においても、緊急事態時にいかに迅速に対策がとれるかが問われるところでもあります。災害時の新型コロナウイルス対策、備品等の整備状況を伺います。また、避難所開設訓練等実施状況を伺います。
2. 平成30年6月18日に大阪府北部地震においても、家具の転倒やブロック塀の倒壊により死亡する痛ましい事故が発生しました。
当市でも家具の転倒・落下防止対策や住宅の敷地等に設置してあるブロック塀の点検案内を広報誌、自治会にも協力を要請し危険な箇所がないか確認していますが、これまで指摘のあった危険箇所の修繕等の状況をお伺いします。