現在位置 :トップページ通告一覧 › 通告一覧要旨

通告一覧要旨

会議名
令和2年3月定例会(第2回)
質問日
令和2年3月18日
区分
一般質問
議員名
雪田きよみ (日本共産党吉川市議員団)

要旨

1.避難対策の充実で、災害に強いまちづくりを
 地球温暖化の影響を受け、豪雨災害が頻繁に繰り返されています。吉川市でも近い将来必ず大規模な災害が起きるのではないかと、多くの人が不安を抱いています。
 吉川市洪水ハザードマップを見ると、中川の氾濫ではほぼ全域で浸水深3m以下の1階床上浸水、江戸川・利根川の氾濫では1階の床上浸水の地域が概ね3分の1で、3分の2の地域では5m以下の2階までの浸水、一部では5mを超えるとの予測もされています。利根川氾濫では、浸水継続時間がほぼ全域で2週間。江戸川氾濫でも1週間との予測です。
@ 万が一の大型水害の際、避難所への避難が必要と見込まれる世帯数、避難者数はどの程度と推測されますか。
A 指定避難所は、最大何人程度収容できると見込んでいますか。
B 2階までの浸水被害の場合垂直避難に限界があり、避難所難民が発生するのではないかと危惧します。見解を教えてください。
C 各地域にあるマンションや工業・商業施設を避難所として利用させていただくような協定の締結が必要ではないかと考えます。見解を教えてください。
D 12月議会では、中曽根小学校地域自治体の防災担当者の皆さんと、避難所開設運営マニュアルを作成しているとのことでした。進捗状況を教えてください。

2. 若い女性の命と健康・人生を大切にする市政を
 乳がん検診について伺います。
@ 「高濃度乳腺」の方の乳癌が、マンモグラフィでは発見しにくいことが既に明らかになっています。市は、受診者の高濃度乳腺の有無について結果を把握しているものの通知していないと12月議会で答弁されました。その理由について、考え方を教えてください。
A 乳がんで亡くなる女性を減らすためには、早期発見早期治療が欠かせません。
乳がんは1cm大まで成長するのに10年以上かかりますが、1cmから2cmに成長するのに2年もかかりません。乳がんの発生は40歳代後半〜50歳代前半でピークと言われていますが、30代から既にがんの形成が始まっているケースも少なくないと考えられます。
乳がん検診は30歳から実施するべきだと考えます。見解をお聞かせください。

3.「全世代型社会保障」で、市民生活は守られるのか
 安倍首相は昨年「全世代型社会保障検討会議」を立ち上げ、社会保障全般にわたる改革に向けた議論が進められています。その内容は、年金の大幅削減、医療・介護の負担増と給付削減、保育予算の削減など、全世代の社会保障が削られる方向です。検討会議のメンバーには、医療・介護現場の代表、患者・利用者・受益者代表、労働界の代表が一人も入っていません。現場や国民生活の実態を配慮しない社会保障の削減が進められるのではないかと、不安が広がっています。
 市民生活を守る最後の砦は、地方自治体だと考えます。市が医療・介護現場や市民生活の実態を把握し、国に伝えていくべきだと考えています。見解をお聞かせください。
Copyright(c) 2018- 吉川市議会 Yoshikawa City Council. All Rights Reserved.