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通告一覧要旨

会議名
令和元年9月定例会(第4回)
質問日
令和元年9月24日
区分
一般質問
議員名
雪田きよみ (日本共産党吉川市議員団)
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要旨

1.いくつになっても健康で、活き活きと暮らせるまちづくりを。
 高齢社会が更に進行する中で、今「フレイル予防」が注目されています。健康な状態から要介護状態に至るまでの間の状態、「虚弱」を予防することで、健康寿命の延伸を図るという考え方です。
 「フレイル」は身体的・精神的・社会的問題から起きることが明らかにされています。最初に起きるのは人とのつながりの低下、社会的問題であることも柏スタディの結果などから明らかにされています。健康寿命の延伸のためには、高齢者を社会的に孤立させないための施策が求められています。
 WHO世界保健機構は「社会的決定要因」の1番に「社会格差の是正」を挙げ、「どの社会でも最下層部に近いほど平均寿命は短く、疾病も多いので、健康政策で最も重視すべきは社会格差の是正である」としています。4番には「社会的排除」、10番には「公共交通機関の整備」を挙げています。
@フレイル予防に向けた市の取り組みを教えてください。
A加齢性難聴の方の補聴器購入費用を助成する自治体が増えています。市の考え方を教えてください。
Bフレイル予防の観点からの公共交通についての考え方を教えてください。
C読書の健康寿命延伸効果についても、近年注目されています。特に高齢者の読書推進に向けた取り組みを教えてください。

2.市民の命と暮らしを最優先にする市政の徹底を
 今年4月、重度の難病患者さんに向けた職員の発言がYahooニュースをはじめ、テレビ・新聞など様々なメディアで報道されました。
 中原市長の謝罪文に対し、ご本人様から「吉川市に愛着があるからこその抗議。今後の市政運営に期待」とのコメントが寄せられたとのことで、安堵しています。
 しかしこの一件から、市としても教訓としなければならないことがあるのではないかと考えています。見解を教えてください。


3.多様な性の平等参画を。
 LGBTは普段ほとんど公然と語られることのない性意識・性行動にかかわる事柄であり、当事者がカミングアウトしなければ事態が表面化しないために、「最後のマイノリティ」と言われてきました。しかしその割合は5〜7%と言われており、決して少なくはありません。この間、性の多様性を認め合い、性的マイノリティへの差別をなくし、誰もが個人の尊厳を尊重される社会の実現を求める運動が広がっています。
@LGBT、性的マイノリティについての市民からの相談内容と、市の取り組みを教えてください。
A同性カップルにも異性カップルが結婚しているのとほぼ同等の権利を認める「パートナーシップ条例」を定める自治体も少しずつ増えています。また国立市ではLGBTなど性的マイノリティの性的指向を、本人の意図に反して暴露する「アウティング」を禁止する全国的にも珍しい条例を定めています。
こうした条例について、市の見解を教えてください。
B中学校の制服について、既にスカート・パンツを選べるようにしている自治体があります。非常に大切な取り組みと考えています。市の考えを教えてください。
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